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オイルキャッチタンクの必要性については、色々な掲示板で論議されていることですが、まず一般論について書きたいと思います。
オイルキャッチタンクは、ヘッド周りやクランクケースの内圧を抜く為と、オイルの大気放出を防ぐ目的で取り付けます。エンジンのピストンが上下する時、クランクケースやヘッド内では激しく内圧が変化します。この内圧を抜いてやることで高回転の回りが良くなると言われています。
元々クランクケースには、内圧を調整する為のブリーザーが付いていますが、排気量を上げたモンキーでは、調整が間に合わないことがあります。クランクケース内の内圧が高まると、エンジンの回転の妨げになったり、ブリーザーホースからオイルが吹き出してしまうことがあります。特に12V車はブリーザー周りの設計が悪く、高回転を多用した場合、オイルの消費はかなり激しくなります。
こういった症状を防ぐ為に、オイルキャッチタンクを取り付けます。特にレースでは高回転を多用するので、オイルの大気放出を減らしたり、転倒時のオイルの流出を抑える為にレギュレーションで取り付けることになっています。
ここまでが一般論です。
さて、私個人的な意見としては、これだけ書いておいてなんですが「あまり意味が無い物かなぁ」と思っています。 結局、一長一短で用途によるかと・・・。
なぜなら、街乗りレベルでこれを付けると、高温のオイルが急激に冷やされることで乳化してオイルキャッチタンク内に溜まります。乳化したオイルは水分と混ざったものですので、本来の性能は発揮できません。それがまたクランクケースに戻ってくるのですから、エンジンにはよくありません。こまめにオイルキャッチの洗浄やオイル交換が出来る方ならいいですが、普通の方は一度付けたら、まず外すことが無いと思います。
それに内圧を抜くことで高回転の回りがよくなると言われますが、実際ほとんど違いがないと思います。恐らく数パーセントの違いでしょう。本気でチューニングする人にとっては、「その数パーセントが大事」ってことになるのでしょうが、私にとっては、あまり重要ではありません。そのメリットよりデミリットの方が大きいような気がして私は付けていません。
オイルキャッチタンクは性能より、ルック面の向上を目的として取り付ける方が多いと思いますが、その弊害もよく考えて取り付けて下さい。
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