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■原付バイク(ミッション車)の乗り方(1/2)

 原付バイクは、自動車免許があれば乗ることができる手軽なバイクです。しかし、スクーターの
経験しかない方が、モンキーやカブのようなミッションバイクに乗ろうとすると、最初はミッション操作に
戸惑われると思います。 もちろん、普通二輪免許を習得するために、教習所へ通えば教えて
もらえますが、教習所へ通う前に練習で乗っておきたい方や、そこまでお金を掛けたくないという方も
いるかと思います。

  そこで、ここではミッション操作の基本やその練習方法について、私の体験も含めて簡単に
解説します。どうしても感覚的な部分が多く、文章での表現はとても難しい内容ですが、できるだけ
分かりやすく書いたつもりですので、最後まで読んでいただければ幸いです。

 これは私がこうすればと思う方法ですので、もっと他に良い練習方法もあるかもしれません。
「もっと、こうした方がいい」
というのがありましたら、ご指摘いただけると助かります。

※ここでは、各部パーツの名称などの説明はしていません。基本的な単語は、バイクの取り扱い
マニュアルや入門書で勉強されることをお勧めします。

《ミッション操作とは》

 バイクにはミッションという変速機が付いています。ミッションにはいくつか種類があって、スクーターの
ような自動変速タイプと、手動でギヤを変速していくマニュアルミッションがあります。
バイクの出す速度や負荷に応じて、ミッションを操作し、最適なギヤを選択していくわけですが
そもそもバイクには、なぜ変速機が必要なのでしょうか?

 これは自転車の変速機に当てはめると、よくわかると思います。自転車に乗っていて、一定の
速度から加速して、思いっきり速度を上げて走ったときのことを想像してください。
ペダルは今まで以上に早く回転することになり、その状態を長く維持しようとすれば息が切れて
くることでしょう。「なにを当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、「なぜこうなるのか?」
これがとても重要です。

 人が最も効率よく自転車を走らせることができる回転数は、1分間に60〜70rpmと言われています。
人はこの回転数を外れた状態では、効率よく自転車を走らせることができません。もちろん乗る
自転車の違いや個人差はありますが、せいぜい20〜30rpm程度の違いだと思います。バイクの
エンジンが8,000rpm以上回るのに比べれば、とても狭い範囲だと言えます。

 それでは、人が効率よく走れる回転数である60〜70rpmを保ったまま、それ以上速度を上げたり
その回転数で踏めないような、きつい登り坂に遭遇したときにはどうすればいいのでしょうか?

 ここで、先ほど話しに上がった変速機の出番となります。つまり人の力で効率よく走れる回転数に
ギヤ比を調整すればいいわけです。 もちろん、あまりにギアを上げてしまうと重くてペダルが
こげなくなりますし、ギアを下げすぎると速度が落ちてバランスを取るのが難しくなります。
ですから人の負担にならない最適なギヤを探すことが大切です。

 このことは、バイクにもそのまま当てはまります。その時の走行時の状況に合わせて最適なギヤを
選択するわけです。無理に高回転まで回せばエンジンに負担が掛かりますし、燃費も悪くなります。
「加速が必要なときにはギアを落とす」「加速の必要が無くなればギアを上げる」この操作を
マニュアルミッション車は、ライダーが自分の意志で行うわけです。

《ミッションの種類について》

  バイクで主に使われているマニュアルミッションには、大きく分けてリターン式
ロータリー式に分かれます。それぞれのシフトパターンを書くと下記のようになります。

リターン式 1速→→2速→3速→4速
ロータリー式 →1速→2速→3速→4速→

 リターン式は125cc以上のバイクに多く採用されている方式で、シフトパターンが1速から始まり
2速との間にニュートラルを挟みます。ですから、ニュートラルに合わせた状態から発進する場合、
下に一段シフトペダルを踏み込み、ギヤを1速に入れてから発進します。その後シフトペダルを
を上へかき上げながら加速していきます。

 ロータリー式は、主に原付のビジネス系バイクで多く採用されている方式です。シフトパターンが
Nから始まり、そのまま順番に4速まで続いています。 さらに4速の状態からさらに下に踏み込むことで
Nすなわちニュートラルへ戻ります。Nの状態からの発進だと、シフトペダルを下に踏み込みます。
ここまではリターン式と同じですが、ギヤを上げていく場合は、リターン式とは逆の操作になり
下に踏み込んでいきます。そして4速の状態でさらに下に踏めばニュートラルに戻ります。リターン式
の場合、元のニュートラルに戻すには、4速→3速→2速と逆の手順でシフトダウンしていかなければ
なりませんが、ロータリー式にはそれがありません。 ストップ&GOを繰り返す、郵便や新聞配達の
バイクに最適なミッションです。

 初期型モンキーの一部で、このロータリー式が採用されていましたが、1985年式以降の車両から
リターン式に変更されています。これからモンキーに乗ろうとされる方は、リターン式の場合が多いと
思います。

《クラッチの役割について》

 実際のギヤシフト操作について説明するために、 まずクラッチの役割について書きます。
クラッチはクランクの回転をミッションに伝えるために存在します。クラッチレバーを握ることで、
クラッチが切れ、ミッションへの動力伝達をストップさせます。モンキーのエンジンには、遠心タイプと
手動式タイプのクラッチが存在し、1985年式以降、手動式タイプが採用されています。

 手動式クラッチの場合、レバーを握る量を調整することで半クラッチという、駆動力の一部だけを
ミッションに伝える状態を作ることができます。クラッチは半クラッチによってエンジンの回転数の
差を調整し、発進時のエンジン回転数の落ち込みを抑えたり、ギヤチェンジの操作をスムーズに
行うために付いています。

 遠心式クラッチの場合は、アクセルを開けるだけで自然にクラッチがつながります。この方式は
カブやスクーターなどで多く採用されています。 モンキーの場合、手動式クラッチの方が多いと
思いますので、ここから先は手動式クラッチの方を対象に書いていきます。

 一般的にバイクのミッションはシーケンシャルミッションと呼ばれ、自動車のミッションと
違って各ギヤが全てつながっています。そのため1速→3速といった、ギヤを飛ばすような
操作をすることが出来きません。ギヤを変更するためには1速→2速→3速と、一つずつ順番に
シフト操作を行うことになり、このシフト操作を滑らかに行うためにクラッチを使います。
クラッチの操作は発進や変速時に、なくてはならないものです。具体的な操作や、発進の練習方法に
ついては、次のページで書いています。

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