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■武川 8インチアルミホイールの装着

 今の二代目モンキーは、宙太さんから譲って頂いたものですが、我が家に来てから早いもので3年が経過
しました。これまで色々と仕様変更してきましたが、ホイールに関してはまったく手を入れていれておらず
純正の鉄ホイールをそのまま使っていました。このホイールは、元々サビが浮いた状態だったのですが
軽くサビ止めのスプレーを吹いたぐらいで、再塗装も何もしていなかった為、全体的にサビが広がり
赤茶色の斑点が、かなり目立つようになってきました。

 モンキーをカスタムする場合、皆さん結構早い段階でホイール交換をされていると思いますが、足回りが
綺麗になるだけで、バイク全体が見違えて見えるものです。私の場合、「見た目よりまずは中身だ!」
というマニアックな考えの元、ずっと後回しにしてきました。(^^;

 前回でキャブの見直しも終わり、エンジン周りの改造が一段落ついたので、ようやくホイール交換をする
ことにしたのですが、問題はホイール選びです。雑誌のアンケートだったと思いますが、最近の傾向として
ワイドホイールを装着される方が多いようです。確かに8インチの太足モンキーって、見た目もかわいいので
嫌いではないのですが、ワイドホイールにするとタイヤの選択の幅が無くなるのと、コーナリングの軽快感が
無くなります。

 やはりモンキーらしさについて考えた場合「ワイドホイールはちょっと違うかなぁ」と思い、超定番
ですが武川の2.5Jのアルミホイールを購入しました。

 

 武川  8インチアルミホイ-ルセット(ケミカルポリッシュ) 定価 18,900円(税込)

 (↑写真)武川から長年販売されているロングセラー商品ですが、長年の実績があるだけあって
細かい部分の仕上げも丁寧で、良くできています。本当は、チューブレスホイールもちょっと考えたの
ですが、8インチの合わせホイールの社外品を使った経験がなかったので、あえて定番品にしてみました。

 それで、このホイールと組み合わせるタイヤですが、今使っているタイヤの溝が十分残っているので
そのまま入れ替えることにします。一度組み付けたタイヤは、リムの接触部分が緩むので、タイヤが
ぶれる原因になるという話もあり、タイヤの再利用は好きではないのですが、まぁもったいないですしね。
入れ替えして問題が出るようなら、そのとき考えることにします。

 ということで、ホイールの交換作業ですが、まずフロントホイールを取り外す為、エンジン下にジャッキを
入れてフロントを持ち上げます。

 

 (↑写真)フロントスタンドを持っていないので、私は大抵この方法で作業していますが不安定なので
他の人にはお勧めしません。もっと安定のいい台で固定してください。

 

 (↑写真)途中行程は省略して、ノーマルのフロントホイールからタイヤを取り外す為、フロントハブを
取り外したところです。タイヤレバーを使って、できるだけタイヤを傷つけないように、取り外していきます。

 

 (↑写真)武川のアルミホイールは、ホイールの合わせ穴の位置が決まっているので、タイヤを
組み付ける前に位置を合わせておきます。

 

 (↑写真)チューブをホイールに挟み込まないように、ホイールを仮組して空気を入れます。ある程度
タイヤのミミが出たら、空気を抜きます。

 

 (↑写真)ホイールの合わせのネジを締め、フロントハブを取り付けます。武川のアルミホイールは
9本のネジで締め付けるのですが、ノーマルと比べると締め付けネジの本数が2倍以上になるので
まともにトルク管理をすると結構大変です。あまり何度も分解したくない構造ですね。

 

 (↑写真)フロントホイールの交換が終わったので、次はリアホイールを交換する為、メンテナンス
スタンドに載せ、リヤホイールを取り外します。

 

 (↑写真)途中行程を省略させて頂きますが、リアホイールを取り外したところです。最近リアホイールハブ
から異音がすることがあったので、ホイールを外したついでにベアリングの交換を行います。
まずベアリングを交換する為に、その手前に付いているダストシールを取り外します。写真では
マイナスドライバで簡単に取り外しているように見えますが、サビ付いている場合、固着して簡単に外れ
ません。今回かなり固着が酷く、外すだけで10分ぐらい掛かりました。

 ダストシールが外れたら、その中にあるベアリングを取り外すのですが、今まで専用工具を持たず
無理矢理外していたので、今回は専用工具を購入しました。

 
 SANKEN ブラインドベアリングプーラー 購入定価 18,963円(税込)

 (↑写真)SANKEN(サンケン)という聞いた事のないメーカーのブラインドベアリングプーラーです。
今回購入したのはスライディングハンマータイプで、クランクケースに使われるニードルベアリングなどを
取り外すのに、必要となる工具です。これでも高いと思われるかもしれませんが、まともなメーカー品は
もっと高く、4万円以上します。(;;

 

 (↑写真)このブラインドベアリングプーラーで重要なのは、ベアリングをつかむ先端アダプターの
工作精度なのですが、一応真ん中に十字の切り込みが入っているので、それなりの精度では
作られているようです。上の写真では先端アダプターが一個だけ写っていますが、実際は9種類の
アダプターがセットで付属しています。

 ホイールベアリングの取り外しだけなら、内掛式のもっと安いベアリングプーラーで対応できるのですが、
先を見越しての先行投資ですね。まずまずの品質のようなので、今後も活躍してもらいます。

 

 (↑写真)工具の使い方ですが、このように先端工具をベアリングに噛ませ、スライディングハンマーを
上に引き上げる衝撃で、ベアリングを叩き出します。

 

 (↑写真)こんな感じでベアリングが外れるのですが、狭い場所でも使えるので、なかなか便利です。

 

 (↑写真)新しいベアリングを左右2個ハブに打ち込みます。この際、ベアリングをあらかじめ冷やしておくと
熱膨張の差で入りやすくなります。

 

 (↑写真)作業行程を省略しますが、フロントホイールと同じ要領で元通り組み立てたところです。
ホイールが新しくなると、全体的に綺麗に見えるので気分がいいですね。(^^

 
 (↑写真)ホイールを入れ替えた状態(クリックすると拡大)

 それで、ホイールを入れ替えて試走してみた感想ですが、純正の鉄ホイールからアルミに変わると
1本あたり 600gぐらい軽くなるのですが、その影響で直進安定性が落ちます。どうも以前に比べて
リアがばたつく感じがしたので、デイトナのアルミリヤクッションの減衰を落として、メーカー出荷時の
戻り10段に設定してみたところ、安定性も向上して滑らかな乗り心地になりました。

 それと、今まで減衰が弱いと感じていたデイトナのインナーフォークですが、アルミホイールに交換して
からの方が乗り心地が良くなりました。どうやらデイトナのインナーフォークは軽量のアルミホイール
を前提に開発しているのかもしれません。

 よく「足回りの軽量化はバネ上の軽量化の10倍の効果がある」と言われますが、足がよく動くように
なった分、サスのセッティングを見直さないと、細かい振動が増えてかえって乗り心地が悪くなります。
この辺の話をちゃんと書かないメーカーにも問題はありますが、ホイールの軽量化はデメリットも
ありますのでご注意ください。

  ノーマルモンキーの足回りで、アルミホイールに交換したら、走りが激変して良くなったという話を聞いた
ことがありますが、あれはノーマルサスの減衰が弱すぎるので、軽量化が良い方向に働いているのだと
思います。

 ということで、なにやら話が横道にそれましたが、アルミホイールに交換して、思っていたより効果が
あったので交換してよかったと思います。コーナーの安定感も増したので、アクセルを開けていられる
時間が増え、以前よりも確実に早くなりました。後はフロントブレーキがもう少しよく止まれば文句は
ないのですが・・・・。ディスクブレーキ化するかどうかは今後の課題ですね。

 こんなところで、今回の更新は終わりとします。では、また次回で。



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