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TOP> 本日の反省> キャブ交換(JUN PE22+RAYバルブ)

■JUN ジェット・ファンネル(PE22用)の装着

 前回、キャブをPE22に変更しましたが、さらなる上を目指して、JUN internationalが販売する
ジェットファンネルを購入してみました。

 

 JUN international ジェットファンネル(PE22/PE24用) 購入価格 7,000円

 発売された当初から気になっていた商品ですが、専用のニードルジェットとメインジェットとの間に
ジェットファンネルを挟み込むことで、燃料吸い上げ時の抵抗が下がり、ガソリンの霧化が促進される
ことによって、全域でのトルクアップ・パワーアップを実現するそうです。

 じつは、PE22を購入したときに合わせて購入していたのですが、その違いを体感したかったので
同時に組み付けしていませんでした。同じような商品としてKENSOのバクダンキットがありますが
昔XJR400で組み付けたときあまり良くなかった記憶があります。JUNの商品は、どれもよくできて
いるので期待しているのですが、果たしてその効果のほどは?

 組み付けの手順ですが、元々付いているニードルジェットを入れ替える必要があるので、キャブを
分解してニードルジェットフォルダーとニードルジェットを取り外します。

 

 (↑写真)これが入れ替えるニードルジェットフォルダーです。元とのPE22純正との違いですが
ニードルジェットフォルダーの横側に斜めの穴が左右二箇所に空いています。

 

 (↑写真)このようにニードルジェットフォルダーの側面に穴開けの加工がされてます。JUNにしては
珍しいのですが、多少加工のバリが残っていて、あまり仕上げが良くありません。

 

 (↑写真)そして、これがJUNのニードルジェットです。ニードルジェットフォルダーの上側に取り付ける
パーツですが、パッと見ただけでは純正との違いは分かりません。 

 

 (↑写真)ニードルジェットとニードルホルダーを組み付け、十字メインジェットとの間にファンネルを
組み付けた状態がこちらです。JUNのマニュアルでは、ファンネルを組み付ける際、PE22の場合は付属の
アダプターを取り付けるように指示されているのですが、実は無くてもそのまま組めます。

 

 (↑写真)このようなアダプターですが、取り付けるとメインジェットが変に飛び出して、見栄えが悪く
なります。付属の十字メインジェットを取り付けると、ケイヒン六角形からケイヒン丸形に形状が変更に
なるので、メインジェットの長さが短くなります。その関係で、ニードルがメインジェットに接触することが
あるのかと思い、クリアランスを測定してみたのですが、 5mm以上余裕があります。ですので
ニードルクリップの位置を一番上にしても、まず当たることはありません。

 どうもマニュアルの指示の意味が分からなかったので、販売元に確認したところ
「個体差によってニードルが当たる場合は、アダプターを取り付けて下さい」とのことでした。
まぁ、予想通りの回答だったわけですがJUNのマニュアルって、どうしてこういう細かい説明の手を
抜くのか・・・。これが無ければ、良いメーカーだと思うのですが、もったいないですね。

 それはさておき、あとは、ニードルをキット付属品と交換して、キャブを元通り組み立てて完成です。キャブの
セッティングですが、ジェットファンネルを組んだ場合、元と同じかそれに近いセッティングになるそうなので
MJ #95番SJ #38番、ニードルを上から3段目に合わせました。ちなみに、このとき気づいたのですが
ジェットファンネルと取り付けると、メインジェットを交換するのにキャブのフロートチャンバーを取り外す
必要があって、かなり面倒になります。あまり何度もセッティング変更はしたくないですね。

 それで、少し試走してまず感じたことですが、以前より滑らかにトルクが出るようになりました。元々
PE22とRAYバルブの組み合わせで、低速トルクの出方は悪くなかったのですが、それをさらに上品に
したような感じです。ただ、回転上昇が少し鈍いように感じたので、様子見でしばらく走ってみると
少しガスが濃い症状がでます。プラグ状態も確認してみましたが、かなり黒目に焼けていたので、
MJを#95→92番に少し絞ってみました。

 これで改善されるかと思ったのですが、逆に高回転が回らなくなってしまいました。どうも濃くなって
いるのは、中低速域だけのようなので、MJを#95番に戻し、ニードルの高さを上から3段目2段目
変更してみたところ、これが当たりで、低速から高回転まで谷間無く綺麗に回るようになりました。

 そんなわけで、ジェットファンネルの効果についてですが、セッティングが変更になるだけあって
全域に渡りトルクの出方が滑らかになり、なかなか面白いフィーリングになりました。ただ、RAYバルブ
ほどの劇的な効果はなく、あくまで補助的なものです。販売元の担当者の言葉を借りると、1+1=2 とは
ならず1.5になるという感じですね。高回転に関しては、十字メインジェットを先に導入していたことや
組み合わせているパーツとの相性もあるのかもしれませんが、体感できるほどの差は出ませんでした。

 このキットの7,000円という販売価格を、「安い」と取るか「高い」と取るかは人それぞれですが
個人的な意見としては、適正価格だと思います。キャブの内部パーツを変更するだけで、体感できる
だけの違いが出るのですから、大したものだと思います。ただ、このキットを組んだら劇的に
速くなるとか、そういうものではないので、過度の期待はしないでください。今より少しでもフィーリングを
良くしたいとうい方にはお勧めできます。

 それと別件ですが、このキットを組んでから、高回転の細かい振動が気になるようになりました。
以前より中低速が良くなったことが原因かもしれませんが、7,000回転以上回して巡航すると、エンジンの
振動が急に大きくなってきます。今まであまり気にならなかったのですが、ハンドルと共振しているようで
高回転を維持していると手がしびれてきます。

 この振動の原因としてまず思いつくのが、フライホイールの軽量化です。純正より10%軽量加工された
フライホイールを装着しているのですが、ダイナミックバランス(動的バランス)が取れていません。
元々、軽量化したフライホイールを装着した際に、ほとんど違いを体感できなかったので、ノーマルの
フライホイールに戻してみました。

 それで、元に戻して初めて気づいたのですが、10%軽量加工したフライホイールと比べると、多少振動が
減る代わりに、3速に入れたときのフケ上がりが鈍くなります。しかし、4速は以前よりよく伸びます。
エンジンとの相性や振動が減ったことも影響しているのかもしれませんが、最高速を狙うなら
ノーマルのフライホイールの方が良さそうな感じです。人間の感覚って不思議なもので、悪くなった部分は
すぐに気づくのですが、よくなった部分は気づきにくいものですね。そして良くても悪くても、すぐ慣れて分から
なくなるのですが・・・。(^^;

 まあ、ノーマルのフライホイールの方が、アイドリングも安定するので、当分はこのままでいこうかと
思っています。大体、デイトナの3枚板の一次クラッチを入れている時点で、回転バランスも何も
あったものじゃないでしょうし。いっそこのまま低速トルクの塊を目指そうかと考えています。

 そんなところで、今回の更新は終わりとします。では、また次回で。



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