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■足回りの見直しについて

 前回からの続きです。車体が完成してから、半年ほどノーマルの足回りで乗ってみましたが、ノーマルの
完成度の高さを実感すると同時に、50km/h以上の走行では、ノーマルの限界を強く感じました。

  元々分かっていた話ですが、ノーマルモンキーは、リヤショックの構造が悪く、ある程度速度を出して
走行する場合、最低リアショックだけでも交換しないと、まともに走れません。そんなわけで、リアショック
の交換は、定番の改造メニューになります。本当は、もっと早い段階で交換したかったのですが
今年は仕事の休みが取れず、なかなかモンキーに触ることができませんでした。なぜか年々忙しく
なっているような・・・。 (;;

 私の事情はそんなこところで、まずはリアショック選びから、リアショックは色々なメーカーから出て
いますが、私のモンキーのコンセプトは、ノーマルらしさを残すことなので、あまり長いものは
使えません。デイトナのアルミリヤショックとか良いのは分かるのですが、モンキーらしくないデザイン
ですし、値段が高いのもちょっと・・・。キタコのガスショックは、色が今ひとつ・・・。ということで
超定番ですが、値段も手頃な武川にしました。

 
 武川 リアショック(280mm、レッド) 定価 @4,725円(税込)×2本

 スイングアームを4cmロングに変更するつもりだったので、ノーマルより少し長めの280mmを選択。
色は「シルバー」か「赤」でずいぶん悩んだのですが、後々外装を塗り直すことを考えて赤にしました。
本当は、今のタンク色と合わせるならシルバーの方がいいでしょうね。

 今回は、スイングアームも交換する予定でしたが、ノーマルのスイングアームで、サスだけ交換した場合
どうなるのか興味があったので、試しに交換しみました。

 

 (↑写真)交換は、リアショックを外して入れ替えるだけなので簡単ですが、注意点としてブレーキアームに
ジャッキをかませるなどして、リヤタイヤを浮かしてから作業した方がいいです。武川の付属
マニュアルでは、片側ずつ交換するように書かれていますが、ノーマルよりサスの全長が長くなる
場合は、同時交換しないと取り付けできません。

 
 (↑写真) リアショック交換後 ※クリックすると拡大

 280mmだとリアが若干上がるので、操作性にどこまで影響するのかも気になるところ。早速この状態で
試走してみたのですが、まず気になったのが、低速域の乗り心地の堅さです。速度を出したときの
安定感はノーマルとは比べものにならないのですが、低速域では細かいギャップの吸収の悪さが
気になります。

 バネが堅くなった分、多少しかたないところもあると思いますが、どうもサスが十分仕事をしていない
感じがします。リアが若干上がったことで、スイングアームの角度が変わった影響かもしれませんが
バネを一番柔らかい状態にしても、初期沈みがほとんどありません。それと気になるのが旋回で、
倒し込みがかなりクイックになります。ノーマルモンキーは、車体が軽いだけあって元々軽い
ハンドリングですが、ここまで軽くなってしまうと、不自然で乗り難くくなります。

 武川のカタログでは、280mmもノーマルスイングアーム対応となっていますが、実際には
あまりお勧めできません。スイングアームの延長を考えないのであれば、265mmの方がいいです。

 これでサスだけ交換した場合の感じが分かったので、次は本命のスイングアーム交換です。
今回は、4cmロングにしてチェーンカバーを付けるつもりだったので、Gクラフトか武川の中から
選ぼうと最初から決めていました。デザイン的には、Gクラフトが優れていると思うのですが、あまり
派手なのもはちょっと・・・。かといって、交換したと分からないような地味なデザインもどうかと・・・。

 ということで、散々悩んだのですが、武川にしました。まぁ、こっちが値段も安いですしね。

 
 武川 4cmロングスイングアーム(チェーンケース取付ステー付き) 定価 @31,290円(税込)

 Gクラフトにすると、ピボット部分がニードルベアリングになるので、動きがよさそうではありますが
自分でニードルベアリング仕様に改造する方法もあるので、今後の楽しみに取っておきます。

 それで交換作業ですが、まずリア周りの外せるものはすべて取り外してしまいます。

 
 (↑写真)スイングアームを取り外したところ

 せっかくノーマルのスイングアームを取り外ししたので、 武川のスイングアームと比較してみます。

 

 (↑写真)こうして横に並べてみると、結構長さが違いますね。特にリヤショックの取り付け部分の違いは
大きいです。これだけ違えばリヤショックの交換が必要になるのもよく分かります。
それと、このスイングアームにはチェーンスライダーが付いているのが特徴ですが、残念から
あまり作りがよくありません。

 

 (↑写真)このように、どう合わせても綺麗にはまりません。まぁゴム部品なので、無理矢理取り付け
れば付きますが、気分はよくないですね。あと今回せっかくリア周りを分解したので、ついでに
リアスプロケットの見直しも行います。

 

 (↑写真)今までギヤ比は、F16×R28に設定していたのですが、このギヤ比だとエンジンが回り過ぎる
ので、リアスプロケットを28→26Tへ変更します。これで1万回転回って、98km/hぐらいの設定になります。
あまり小さいスプロケットは、チェーンへの負担も大きいので好きじゃないのですが、今使っている
デイトナのクラッチは、減速比がノーマルと同じなので、どうしてもこんなサイズになってしまいます。
いずれクラッチもなんとかしたいのですが、当面は今の仕様で頑張ります。

 で、話は戻ってスイングアームの交換ですが、「作業自体はそんなに難しくない」とたかをくくって
いたところ思わぬ誤算が・・・。このスイングアームはノーマル部品を流用する箇所があるの
ですが、付くと思っていたチェーンアジャスターがなぜか付きません。実はこのモンキーを
仕上げた際、POSHのチェーンアジャスターに交換していたのですが、どうやらサイズが一回り
大きいようです。そのことに気づかずにアスクルシャフトを取り付けようとした結果、新品だった
スイングアームがいきなり傷物に・・・。(涙

 

 (↑写真)離れて見れば気づかないぐらいの傷ですが、こういう失敗は悲しいです。わずか数ミリの
違いなので、削ってしまえば取り付けできますが、丸い形が崩れるのはちょっと・・・。
というわけで、代替えのチェーンアジャスターを用意しないことには、作業が進まないので南海部品へ
走ることに・・・。お店の方に話しを聞くと、POSHのチェーンアジャスターは、最近ノーマルと同じサイズに
小さくなったとのこと。POSHの新型の製品は在庫であったのですが、値段がノーマルの5倍ですし
腹立たしいので、ノーマル品を取り寄せてもらうことにしました。

 そして1週間後、部品が届いたので作業再開。ノーマル品とサイズを比較してみたところです。

 

 (↑写真)上がノーマル、下がPOSHの旧製品です。明らかにサイズが違いますね。当たり前ですが
今度は、ちゃんと付きました。(↓写真)

 

 それと、スイングアームを延長することでチェーンの長さが足りなくなるので、新品へ交換します。

 
 RK GP420MS 100L 購入定価 @2,835円(税込)

 今まで使っていたチェーンは、どうせスイングアームを交換する予定なのだからと、必要最低限の
製品を選んでいたのですが、今度は1ランク上の製品にしました。理想は、もう1ランク上の
ゴールドチェーンですが、今の排気量なら十分耐えるでしょう。

 で、リア周りを全部組み上げた状態がこれです。(↓写真)

 
 ※クリックすると拡大

 やっぱりスイングアームが伸びると、ずいぶん雰囲気が変わりますね。単体で見るとあまり違和感は
感じませんが、以前の状態と比較するとその差は大きいです。

 
(↑写真)スイングアーム交換前 ※クリックすると拡大

 今回ノーマルのイメージを崩さないように、4cmロングを選びましたが、ノーマルの可愛らしさからは、
かなり遠ざかったような気がします。これ以上足回りの大幅な変更はしたくないですね。
フロントフォークを交換するにしても、デイトナのインナーフォークキットが限界でしょうか。

 それで、肝心の乗り心地ですが、ようやくまともに走れるようになりました。なんというかメーカー純正の
ような自然な挙動です。見た目はともかく、スイングアーム延長の効果は絶大です。スイングアームの
取り付け角度が自然になったからか、細かいギャップで出ていた変な振動もなくなりました。 これなら
安心して走れますし、これが本来の姿だと思います。ただし、ブレーキが効かないのは相変わらず
ですが・・・。(汗

 ということで、あまりにブレーキが効かないので、ブレーキアームの延長をすることに。延長方法は
純正流用でリアブレーキ用のブレーキアームに交換するとか、カブの部品を流用するとか色々ありますが
今回は定番の武川にしてみました。

 
 武川 ブレーキアーム(フロントドラムブレーキ用) 定価 3,675円(税込)

 まぁ正直、値段はぼったくりだと思いますが、皆様よく使われているようですし、評判もわるくないので
試しに購入してみました。

 

 (↑写真)この武川のブレーキアームを選らぶ最大のメリットが、このアダプターです。単純に
ブレーキアームだけ延長すると、ブレーキワイヤーの取り付け角度がすごいことになるのですが
このアダプターを取り付けることで緩和できます。自分で自作できないこともないですが、足回りの
パーツですし、強度を考えて作っている、メーカー製が安心です。

 

 (↑写真)取り付けは簡単で、ボルト1本で固定するだけの単純な構造です。というか、本当に
こんな構造で大丈夫なのかと、少々不安ですが・・・。なんせボルト一本で止まっているだけなので
もしこのボルトが緩んだり、折れたりしたら大事故は確実。(汗
当分はこまめに様子を見ることにします。

 
 ※クリックすると拡大

 で、取り付け後の感想ですが、ノーマルと比べて23mmロングのブレーキアームの効果は大きいです。
今まで思いっきりブレーキを握っても、タイヤロックすることができなかったのですが、これならロック
できます。もちろんディスクブレーキより制動力は落ちますが、ノーマルのフロントフォークならこれで
十分だと思います。アダプターの耐久性など気になる部分もありますが、思ったよりもこれは
お勧めですね。これでようやく、足回りとエンジンのバランスが取れたので、長距離ツーリングにも
出かけてみたいのですが、問題は連日のこの残暑・・・。(;;

  今年の夏は一体いつになったら終わるんでしょうね。秋が待ち遠しいです。
ではまた次回で。



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