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■武川 コンパクトLEDサーモメーターの取付


 7月の上旬にシリンダーヘッドを修理してから、何度か試走を繰り返していたのですが
信号待ちで停車していると、今年は、猛烈に暑かったこともあり、エンジン周辺から嫌な熱風が
足に噴き掛かります。(^^;

 元々私のモンキーには、油温計を付けておらず、普段の油温管理はオイルゲージを外して、代わりに
温度計を差し込んでいたのですが、 武川のスペシャルクラッチに交換してからは、その手も使えなく
なっていました。

 以前測定した時には、オイルクーラー無しでも十分大丈夫だったのですが、バルブ周りを変更したことで
多少出力が上がってこともあり、さすがにこれだけ暑いと油温が心配になります。不要な物は、極力取付
しないという信念なのですが、そうも言っていられないので、不本意ながら油温計を取り付けることにしました。

 
  武川 コンパクトLEDサーモメーター(ドレインボルトアダプター付き) 定価 7,665(税込)

 (↑写真)それで今回私が選んだのが、武川の油温計です。本当は、ヨシムラあたりにしたかった
のですが、価格に負けました。昔400のバイクに付けていたことがあって、ヨシムラの方が作りが
しっかりしているのは、知っているのですが、あちらは、お値段倍以上。「とりあえず油温が分かれば」
ということで妥協しました・・・。(^^;

  まぁ、それはさておき、この油温計を付けるに当たって問題になるのが、取付場所です。
ハンドルやトップブリッジへの固定など、色々考えたのですが、 取付が楽そうなところということで
ここに決めました。(↓写真)

 

 メーターパネルの下側なのですが、ここならあまり加工もせずに取付できそうです。固定は
メーターパネルのサイドにネジ止めをすることに決めたのですが、その為には、メーターパネルを
取り外して穴を開ける必要があります。

 となると問題になるのが、メインキーの配線です。私はモンキーRのメーターパネルを使っているの
ですが、このパネルはメインキーが一体になっています。その為、メーターを取り外す為には
メインキーのコネクターを外す必要があるのですが、メーターケースの配線穴が小さいので
予め全ての配線を分解しておく必要があります。

 

 (↑写真)ヘッドライトケースを開けたところです。電気式のタコメーターの割り込み配線や
ウインカーの警告灯の配線があるので、なかなか複雑です。一度分解してしまうと、元に戻すのが
大変なので、あまり触りたくないのですが、覚悟を決めて分解しました。

 

 (↑写真)ここまで分解して、ようやくコネクターが抜けるようになります。この写真を見ると
やっぱり穴が小さいですよね。もう少し大きく拡大すれば済む話なのですが、メッキが剥がれると錆びる
原因にもなるので、迷うところです。滅多なことで、ここまで分解する事もないので、今回はそのままに
しました。

 

 (↑写真)メーター周りを全部取り外したところです。写真はありませんが、せっかく分解したついでに
今まで暗くて見づらかったニュートラルランプを明るい電球に交換しています。私はキタコの
モンキーR用の160kmメーターを使っているのですが、照準付属の電球は暗いです。今まで我慢して
使っていたのですが、やっと交換することができました。

 

 (↑写真)油温計を固定するステーをメーターケースに取り付けたところです。手元に1mm厚の
アルミ板が余っていたので、 金切ハサミで切って、万力で折り曲げただけの簡単な構造です。
製作時間5分、取付はケースの横に穴を開けてネジ止めしました。

 

 (↑の写真)次に油温計のセンサーを取り付けるため、ドレインボルトをキット付属の物に交換します。
当然オイルを全部抜くことになるのですが、予備のオイルを買っていなかったので、今回は回収して使い
回しました。

 

 (↑写真)油温センサーの配線を取り付けたところです。最初、どうやってメーター周りまで
引っ張ろうかと悩んだのですが、無難にジェネレーターカバーの横を這わせることにしました。
本当はクランクケースの後ろから取り回して、配線を綺麗に隠そうかとも思ったのですが
付属のケーブルが短く、延長が必要になるので諦めました。いずれ時間ができたときに
手直しすることにします。

 

 (↑写真)私の嫌いな配線作業です。どうしてバイクの配線って、こう狭いヘッドライトケースの中に
押し込まれているんでしょうね。今回取付する油温計は、外部電源タイプなので配線を割り込ませる
必要があるのですが、狭いヘッドライトケースの中がさらに狭くなりました。(;;
電装装備が増えるたびに、配線がややこしくなるので、もうこれ以上増やしたくありません。

 ちなみに、この記事を書いているのは9月ですが、作業をしたのは8月の上旬です。炎天下の中
サービスマニュアルを見ながら配線をつないでいったのですが、暑さに負けて途中で集中力が
切れてしまいました。最後の方は、「もうどうでもいい」という感じになり、肝心の油温計の取付では
ろくに取り扱いマニュアルを見ていません。(^^;

 

 (↑写真)とりあえず全ての組み付けが終わったところです。多少、油温計の位置が右側にずれて
いますが、まぁしかたありません。一通りの取付の確認をした後、早速試運転をしてみたのですが
エンジンを掛けても全く動作しません。(汗

 どうも嫌な予感がしたので、慌てて配線を確認したのですが、原因はすぐ判明しました。
どうやらバッテリーにつなぐべき配線をヘッドライトの配線に割り込ませていたらしく、12Vの
交流電流が油温計に掛かっていました。武川の取り扱い説明書には、故障の原因となるので
「つながないでください」とあるのですが、まさにその通りにつないでいます。(^^;

 ヤバイ、もしかして、いきなり壊した?

 さっきまでの暑さでかく汗とは違った、嫌〜な汗が額に滲みます。しかし、ちょっと間違えたぐいらいで
そんなに簡単に壊れるハズはないと思い、とりあえず油温計だけ取り外し、別に電源をつないでみたの
ですが、やっぱり動作しません。というよりも、バックライトも何も点きません。電子回路が故障して
液晶が動かないなら分かるのですが、バックライトまで点かないのは納得できません。

 いくらなんでも、これはおかしいと思ったので、ダメ元で分解してみることに。(↓写真)

 

 この油温計は、電池タイプと共通の筐体を使っているので、分解は比較的簡単に行えます。
で、分解してよ〜く基盤を観察すると、おかしなところを発見しました。(↓写真)

 

 この油温計、何故か最初から配線がちぎれています。(怒

 そら動作しなくて当たり前よ。と言うか僕の時間を返せ、大体あんな小さな箱へぎゅうぎゅうにして
製品を詰め込んでいるのがいかんのだろうと。こういうオチは勘弁して欲しいです。まぁ原因が
ハッキリしたので、配線をハンダでつなぎ直してから、電源に接続してみることにしました。

 

 (↑写真)ハンダ付けを終えて仮組したところです。

 当たり前のごとく、動作しています。

 温度が-30を指しているのは、温度センサーをつないでいないからです。ということで初期不良
決定です。もうこれだけで、武川の評価はかなり下がりましたね。こんなものパッケージサイズを
一回り大きくすれば解決する話なので、武川には是非改善を望みます。

 
 (↑写真)クリックすると拡大

 ただの油温計の取付だけで色々ありましたが、ようやく完成です。正しい配線ができていれば
メインキーをひねるだけで点灯します。試しに近所を軽く走ってみましたが、少々回しても走行中は
90℃ぐらいで安定しています。停車時は93℃ぐらいまで上昇しましたが、これは空冷エンジンの
宿命なのでしかたないですね。

 この感じだと、普段の乗り方ではオイルクーラーの必要はなさそうです。むしろ冬場は油温が
下がりすぎている気もします。私の仕様だと油温計もいらなかったかもしれませんが、せっかく
取り付けたので一年の油温の変化をじっくり観察していこうかと思います。

 ではまた次回で。



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