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■マフラーサイレンサー用バッフルの装着


  前回マフラーの騒音測定をしたわけですが、やっぱりこの音量の大きさは気になります。
音量を抑えるには、サイレンサーにバッフルを取り付けるのが一番手っ取り早いのですが
その為には、マフラーエンドに穴を開けなくてはなりません。せっかくのヨシムラに穴を開ける
勇気がなくて、いままでバッフルの装着を見送っていたのですが、近所迷惑のことを考えると
そうも言っていられません。

 それで色々とバッフルについて調べてみたのですが、原付バイクにも使えるサイズを
販売しているメーカーは意外と少ないらしく、N PROJECTとPOSHしか見つかりませんでした。
とりあえずN PROJECTの方が、サイズの種類が抱負だったので、試しに購入してみました。(↓写真)

 
  汎用アルミバッフル 定価 1,680円(税込)

 N PROJECTのバッフルはかなり種類が多く、メジャーなサイズは全て抑えているようです。
今回私が購入したのは、45φの物ですが、2mm刻みぐらいで色々と販売されています。

 

 (↑写真)正直あまり品質は期待していなかったのですが、意外と質感はいいですね。中心の直径が
18φなので、ちょっと絞りすぎの感じもしますが、これがどう排圧特性に影響するか気になるところ。
まあ、やってみないことには分からないことなので、 まずはサイレンサーに仮付けで合わせて
みたのですが、ここで思わぬ誤算が・・・。

 

 なぜか隙間が空きます・・・。(↑写真)

 「えぇ〜!、どういうことよ?」と慌ててサイレンサーのサイズを確認すると。

 

 このマフラー46mmあります。(爆

 ええ、単なる私の測り間違いですね。寒い夜中、慌てて測ったのがよくなかったらしいです。(;;
ヨシムラのタイプ6のサイレンサー出口径は46mmが正しいです。まあ1mmの違いなので、外側に
アルミテープを巻いてサイズを調整するという方法もあるのですが、自分をごまかしているようで
嫌ですし、中心径が18mmというのも気に入りません。

 でまぁ、ちょっともったいないのですが、POSHがジュラルミン削り出しでバッフルのオーダーを
受け付けているので、どうせなら気に入るものにしようと注文してみました。(↓写真)

 
  ジェラルミン削り出しマフラーサイレンサー用バッフル 定価 2,625円(税込)

 それで届いたのがコレです。外径は46mm、内径は注文できる最大サイズの22mmで作って
もらいました。POSHは見た目のデザインがいまいちなのが難点ですね。

 

 (↑写真)中身を取り出してみたところです。う〜ん。N PROJECTと比べると仕上げが悪いですねぇ。
細かいキズがかなり多いです。どうも新人の練習台にされた予感が・・・。

 で、私のこの悪い予感は見事的中!

 

 今度はサイレンサーの口に入りそうで入りません。(↑写真)
どういうことかと、サイズを測ってみるとステキな結果が・・・。

 

 なんと! このバッフル外径が46.35mmあります。POSHのオーダーシートの寸法公差は
(-0.0 〜 -0.3mm)ですが、 なぜかこれは+0.35mmで作られています。サイレンサーの穴に
取り付けるものを+公差で作る神経が理解できないのですが、完全に素人レベル
間違いです。

 POSHの商品チェック体制は一体どうなっているのかと、文句の一つも言いたいところですが
生憎この日はメーカーが休みだったので、自分でなんとかすることに。

 

 ボール盤に固定して、手で削ってサイズを調整していきます。たかだか0.5mmぐらい削る
だけだから簡単だと思っていたのですが、この作業地味に大変です。

 ペーパーでちょっと削っては、ノギスでサイズの確認の繰り返しです。手作業で水平に削れるか
心配だったこともあり、細かく確認を繰り返しました。46mmまで削った時点で、試しに現物合わせを
してみたのですが、46mmジャストでは全く入りません。ここから、ちょっと削っては現物合わせを
繰り返し、最終的に45.8mmでキレイに入りました。私はこのサイズで使っていますが、ここまで
ギリギリに合わせると取り外すのがちょっと大変です。取り外しを考えるのであれば45.7mmぐらいが
丁度いいのかもしれません。

 これでバッフルは完成したので、後はサイレンサーの口に取り付けの穴を開ければ完成なのですが
意外とこの穴開けに苦労しました。円形の部分なので、もちろんポンチで印を付けて作業しましたが
ドリルの刃の噛み込みが悪く、失敗して刃を一本折りました。材質はステンだと思うのですが
さすがヨシムラ、なかなか良い材料を使っています。

 

 で、色々苦労して完成した結果がコレです。(↑写真)
時間は掛かりましたが、なかなかキレイに収まりました。まあ本当はPOSHのミスが無ければ
もっと簡単だったんですけどね。どうも最近、買い物運がないような・・・。(;;

 ちなみにPOSHの件ですが、後日クレームを入れています。私のような方が二度と出ない
品質管理を望むところです。

 では話を戻して、バッフルの取り付けてどれぐらい音量が下がるか、早速近くの河原で騒音を
測ってみました。まずはアイドリング状態の測定結果から。(↓下写真)

 
  MAX 77.8dB

 バッフルを入れる前が83.7dBですから、約6dB 近く下がりました。デシベルの場合、3dB下がると
元の1/2になりますから、約1/4の音量になったことになります。さすがにこれだけ違うと体感的にも
かなり違いますね。これなら近所の目も気にしなくてよさそうです。音質はちょっと高めの軽い感じの音に
変わりました。

 じゃあ回した状態だとどうなるかですが、今回も5,500回転まで回して、平均を取るために
3回測定しました。

 

  測定 1回目  MAX 92.8dB
  測定 2回目  MAX 93.2dB
  測定 3回目  MAX 92.7dB

 平均で92.9dBという結果になりました。前回の平均が95.6dBですから、こちらもかなり下がったの
ですが、アイドリングの時ほどは下がりませんでした。それでも元の40%以上は消音しているので
体感的にはかなり静かです。2002年以降の騒音基準である90dB以下には届きませんが
1998年までの95dB以下なら確実にクリア出来ます。

 音質はアイドリングの時に感じたように、ヨシムラらしい低音が薄くなって、ちょっと高めの音に
変わりました。なんとなく以前付けていた武川に近い音かもしれません。別に悪い音ではないのですが
いい音とは呼べない微妙なところです。まあバッフルを付ければ音質が変わるのは当たり前で
かなり静かになったので、とりあえずは満足しています。

 ただし、問題はセッティングです。このバッフルを付けると、セッティングが完全に狂ってしまって
今ままでのセッティングだと、アクセル開度2/5付近で大きな谷が出ます。どうもガスが濃い感じ
だったので、ニードルの高さを4段目→3段目に変更してみたのですが、多少よくなったものの
まだガスが濃いような症状が出てしまいます。

 う〜ん、多少予想はしていたのですが吸排気のバランスは難しいですね。せっかく、まずまずの
セッティングが取れていたのに、また振り出しに戻りました。(;;

 バッフルを外せば元に戻りますが、やっぱりこの静かさは捨てがたいものがあります。
どうしようかと悩んだのですが、症状的にキタコのニードルを使えば消せる可能性があるので
とりあえずキャブのセッティングで、やれるところまで調整してみようと思います。

 ではまた次回で!



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