モンキーファイルズのTOP画面へ
 バイク(モンキー)の改造や整備を楽しもう

 

 

TOP> 本日の反省> 2007年の活動記録> イニシャルアジャスターの装着

■イニシャルアジャスターの装着

 このところキャブセッティングの話が多かったので、今回は別の話題を書きます。
(本当は現在進行形で、まだキャブセッティングをやってたりするのですが・・・)(^^;

 タイトルがイニシャルアジャスターなのですが、まずはオイルの話から。
走行距離的にそろそろオイル交換の時期だったので、先週オイル交換を行いました。
じつは私、あまりオイルにはこだわりがなくて、ホンダの純正オイルのS9とかG3あたりを
よく使っています。S9はモリブデンが入っているので、湿式クラッチの場合は滑って
よくないと言われますが普通に使えます。むしろ武川のスペシャルクラッチの場合
クラッチの幅が狭いので、軽く滑ってくれた方が扱いやすいです。

 それに私のモンキーは、そんなに高出力のエンジンじゃありません。普段あまり回さない
ことが多く、高級オイルを使わなくても十分間に合っています。
よく「ボアアップしたら良いオイルを使って、500キロ毎に交換」とか言われますが
これは用途や仕様によると思います。オイルにこだわって化学合成油しか使わない方も
いるかと思いますが、化学合成油は鉱物オイルに比べて水分に弱く、どうしても寿命が
短くなります。オイル交換をさぼると、鉱物オイルよりかえってエンジンに悪影響を与えます。
またコストも高く、オイルシールのにじみが出やすいという欠点もあります。別に安いオイルを薦めて
いるわけではないのですが、個人的には高いオイルどうこうより、用途に合ったオイルを正しく
管理するというのが一番大切なんじゃないかと思います。

 とまあ、前置きが長くなったのですが、今回は下記のオイルを試してみました。

 
  MOTUL 300V 5W40 売価 3,225円(税込)

 上で用途に合ったオイルを使うのが大切とか書いているのに、なぜか高級オイルです。(^^;
個人的に興味があって使ってみたかったので、ご勘弁ください。一般にオイルにこだわる方が
よく使っている銘柄だと思います。それでこのMOTULですが、容器がちょっと変わっていて
ふたの部分を引っ張ると、ノズルの部分だけが飛び出します。(↓写真)

 

 こんな感じにキャップの部分だけ伸びるので、じょうろやアダプターを別に用意する必要が
ありません。なかなか面白い容器だと思います。それと化学合成油らしく、色が黄緑色です。
普段鉱物油ばかり使っている人間としては、違和感を感じる色です。(^^
あとオイル交換に合わせて、フィルターの交換も行います。(↓写真)

 
  部品番号(15412-HB6-003) 売価 590円(税込)

 武川のスペシャルクラッチに流用できる、ドリーム50用のオイルフィルターです。武川製だと
1100円するので、ホンダ純正を使ったほうがお得です。

 それで交換してみた感想ですが、特にエンジンの回り方が変わったということはなく、なぜか
ニュートラルが入りにくくなりました。あと心配していたオイルのにじみですが、やはり若干の
にじみが発生しています。ヘッドカスケットはメタルタイプなので大丈夫なのですが、シリンダーの
カムチェーンローラーを固定するボルトから若干にじんでいます。まあ、この部分は元々
ワッシャを使い回ししていたので、多少はしかたないのですが・・・。
とりあえず次回のオイル交換まで、このまま様子を見ることにします。

 さて、オイル交換の話はこれで終わりにして、イニシャルアジャスターの話を書きましょう。
私のモンキーには、NSR50の前期型のフロントフォークを装着しているのですが、このフォークは
先端の形状がかっこ悪いんですよね。NSRの前期型のフォークはハンドルをトップブリッジと
挟み込んで固定する関係で、先端が飛び出しています。(↓写真)

  

 こんな感じで、先端だけ変に飛び出した形になっていて、とても気になります。
それで、どうせならイニシャル調整ができるものに交換しようと思ったのですが、NSR50の
フォークに対応した社外品は異常に高いです。(;;

 武川のカタログを見ると9,000円ぐらいの価格が付いています。ということで、高い社外品は
さっさと諦めて、よく純正流用で使われるNSRminiの部品を購入しました。

 
  HRC 部品番号(51450-NLA-003) 売価 1,785円(税込)×2個

 NSRmini用のイニシャルアジャスターなら、2個で3,570円と社外品の半額以下です。この価格でも
十分安いと思うのですが、昔はホンダが価格設定を間違えていたことがあったらしく、この半値ぐらいで
買えたらしいです。当時買えた方はラッキーですね。

 それで早速交換する為、フォークトップボルトを外そうとしたのですが、手持ちのモンキーレンチの
サイズが合いません。私のモンキーレンチの最大口開きが24mmなのですが、フォークトップボルトの
サイズが27mm。もう一サイズ大きいのを買っていれば・・・。orz

 でまあ、工具がないことにはどうにもならないので、近所のホームセンターで安物を購入。(↓写真)

 

 読み方も分からない聞いたことのないメーカー名です。当然中国製、安売りで798円なり。
モンキーレンチって、普段ほとんど使わない工具ですが、無いとそれはそれで困る工具でもあります。
国産と中国産でどれぐらい精度に違いがあるのか、ちょっと気になったので比較してみました。

 

 上のモンキーレンチがLOBSTER製、モンキーレンチと言えばバーコが有名ですが、LOBSTERも
国産だけあって精度はなかなかのものです。写真では分かりにくいですが、アジャスター部分の
精度がまるで違います。LOBSTERの方が、倍ぐらい細かく溝を刻んでいます。
この違いは紙を挟んで引っ張ってみるとよく分かるのですが、LOBSTERは紙がちぎれるまで
放しませんが、中国製だとあっさり抜けてしまいます。まあ、そこまで精度が必要なのかと言われると
考えるところもありますが、ピタっと部品に張り付く国産工具は使っていて気持ちが良いものです。

 話が脱線しましたが、 フォークトップボルトを取り外す為に、まずハンドルを取り外します。(↓写真)

 

 本当はハンドルを取り外したくなかったのですが、作業効率を考えて先に外しました。いつも思う
のですが、ブレーキやクラッチ回りを分解せずにハンドルだけを外すと、置き場所に困るんですよね。
この状態で片側ずつフォークトップボルトからイニシャルアジャスターへ交換していきます。
両方いっぺんに外すと、サスがフルボトムして大変なことになるので、かならず片方ずつやりましょう。
あと車重の重いバイクの場合は、片側ずつでも、フロントスタンドを使ったほうがいいです。
昔400ccのバイクでこれやって一人で元に戻せなくなりました。(汗

 それでは左側からフォークトップボルトを交換していきます。もしかして堅くしまっているかとちょっと
用心していたのですが、意外にあっさり外れました。

 

 取り外したフォークトップボルトとイニシャルアジャスター(上側)との比較です。(↑写真)
写真を見れば一目瞭然ですが、 赤い○の部分の長さが明らかに異なります。
じつはNSR50の前期型は、NSRminiに比べてインナーチューブがちょっと短いんですよね。
なので、このまま組むと元よりイニシャルトルクが上がります。
でも私はそのまま組みます。(爆

 まあ、旋盤使って加工すれば直るのでしょうが、正直めんどくさいです。乗ってみて問題がある
ようなら後でなんとかします。まずは見た目重視ということで・・・。

 それで左側はあっさり交換出来たので、右側を外そうとしたのですが、これが異常に堅いんです。
両手で思いっきり回そうとしても、びくともしません。しかたないので、鉄パイプを差し込んで
無理矢理回したのですが、買って数時間、新品だったモンキーレンチがいきなりキズ物に
なりました。(↓写真)

 

 う〜ん。安物でなければ、絶対にやらないんですけど、いくら安物といえど心が痛みますね。
とまあ色々ありましたが、とりあえず完成。(↓写真)

 

 せっかくイニシャルアジャスターが付いたのですが、元よりイニシャルトルクが上がっているので
調整できません。完全なお飾り状態です。(^^;
ちょっと乗ってみた感じでは、特に問題なさそうなので、しばらく様子を見てみます。

 ではまた次回で!



Copyright By ZZQ. All Rights Reserved