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■謎の点火不良との戦い(その後)

 前回から私を悩ませている点火不良の話の続きです。前回デジタルタイプのCDIをすでに用意して
いると書きましたが、下の商品を購入しました。

 
  デイトナ パワーアドバンス デジタルCDI 定価 13,440円(税込)

 今回購入したデイトナのデジタルCDIです。本当はキタコのデジタルCDIを試したかったのですが、
どうも最近廃番になったらしく、いつの間にかキタコのカタログから消えていました。(;;
後継商品としてパワーレブCDIユニットTYPEUという商品が販売されていますが、こちらは
価格が下がった代わりに点火時期の選択ができなくなったようです。キタコのデジタルCDIは
評価が高いので、一度試してみたかったのですが残念です。

 でまぁ、他に何かということで、デイトナを選択しました。デイトナのデジタルCDIは点火マップを
見るかぎりキタコほど細かく制御していないような気もしますが、4種類の中から点火マップを
選べるのと、値段が少し安いのがいいですね。それとキタコのデジタルCDIは、バッテリーが
弱ってくるとすぐに誤作動してしまうそうですが、デイトナはバッテリーが上がった状態でも
始動することができるようです。

 

 ということで早速取り替えを行います。モンキーのCDIはフレームの横の部分に付いている
のですが、私の場合サイドカバーを付けているので、まずは取り外します。で、サイドカバーを
取り外す時に気付いたのですが、武川のスペシャルクラッチに交換すると、クラッチケーブルを
取り外さないとサイドカバーのボルトが外せません。サイドカバーを取り外す度にワイヤーの
調整をしないといけないので結構面倒です。

 

 それで、取り外した武川のCDIとデイトナIを横に並べてみたのですが、ご覧の通りです。デイトナの
CDIはとにかく巨大です。上からの写真だけではあまりこの大きさが伝わらないかもしれませんが
厚みも2倍以上あるので、本当に大きく感じます。当然ノーマルの固定方法では取り付けできないので
固定用のロックタイが付属しています。

 固定方法については後で書くとして、このデジタルCDIの取り付けにあたり、まずしないといけないのが
電源の確保です。メインスイッチを回してONになる配線に割り込ませるか、レギュレータの間に付属の
コネクターを取り付けて電源を取ります。私の場合ですが、配線を痛めたくなかったのでレギュレータの
間から取ることにしました。

 

 (↑写真)レギュレータのコネクターを取り外すため、まずはシートを取り外します。すると
フレームに上に固定されたレギュレータが見えるので、コネクターを取り外します。

 

 (↑写真)取り外したコネクターの間に、付属のコネクターを割り込ませます。後は防水対策として
ビニールテープを巻き付けてこれで終わりです。後はシートを元に戻し、CDIをフレームに固定すれば
完成なのですが、そのCDIの大さゆえに固定方法に悩みます。

 

 (↑写真)それで色々考え、私の出した結論がこの固定方法です。
本当は横に向けたほうが見栄えがいいように思いますが、固定用のステーを作らないと無理だったので、
一番楽そうな方法をとりました。(^^;

 ここまでくれば後は配線だけです。このCDIはオレンジとパープルの2色の配線を差し替えることで
点火時期を変更します。(↓写真)

 

 写真がピンぼけしてしまったのですが、オレンジとパープルを同時に接続することで1番早い
点火時期より2番目の点火マップに設定されます。写真では両方接続していますが、最初は
片方を外して、もう一つ遅い点火マップから試してみました。

 それで試乗してみた感想ですが、フィーリングがどうこう以前に、何故か
エンジンが掛かりません。(涙

 キックをすると一瞬エンジンが掛かるのですが、そのままアイドリングせずに止まってしまいます。
チョークを引くとしばらくアイドリングするのですが、元に戻すとまたすぐ止まります。
どうも低速域のガスが薄い感じなのですが、CDIを交換しただけでこれだけセッティングが
変化するとは考えにくいところです。プラグの状態も確認してみましたが、キレイに火花は
飛んでいるようです。

 症状の原因がハッキリしないので、とりあえずニードルの高さを変えてみたのですが、クリップ位置を
上から4段目にするとアイドリングが安定します。しかし、そのままアクセルをゆっくりひねっていくと、
アクセル開度1/4ぐらいで、今度はガスが濃いような症状が出ます。

 このアクセル開度でガスが濃くなるのは、スロットルバルブの可能性が高いので、ガスを薄くする為
スロットルバルブを元々付いていた#3.5番へ変更すると、今度は低速域が薄くなりすぎたらしく
アイドリングしてくれません。う〜ん、ダメダメです。完全に振り出しの状態へ戻ってしまいました。(;;

 このまま今日は、セッティング出しをやめようかと思ったのですが、ちょっと思いつきで
ニードルを出荷時に付属していた(N68H)に変更してみると、なんとこれが大当たりでした。
最初はクリップの位置を上から3段目に設定したのですが、まだガスが薄いようなので
4段目に変更すると、滑らかに回るようになりました。以前このセッティングを試したとには
中間域で大きな谷が出て、全く走れなかったのにこの差は一体・・・。
正直CDIの変更だけで、これだけセッティングが変化するとは思ってもいませんでした。

 この状態で試走すると、今までセッティングに苦しんでいたのがなんだったとかと思うぐらい
中間域がキレイに回ります。最初は遅めの点火時期に設定していたのですが、さすがにこれは
遅すぎたらしく、ノーマルエンジンのようにまったりと回転が上昇します。そこで一つ早い点火時期に
変更したのですが、もう激変です。まるで別物のエンジンのように軽く上まで吹け上がります。
高回転を維持していると「コレはちょっと危ないかなぁ」という感じの音で、とにかく回ろうとします。
現在6番のプラグを使っていますが、もっと番号を上げないと高回転での連続走行は恐い感じが
しますね。もう一つ早い点火マップがあるわけですが、当分は今のマップのまま乗ってみようと
思います。

 これである程度セッティングが決まったので、プラグの状態を確認しながら100キロぐらい走行して
みたのですが、低速域がまだ少し薄いようで、発進時に少しもたつくようなことがありました。
そこでパイロットジェットを#38→40番へ変更してみると、多少は良くなるのですが、まだ調整の
余地がありそうです。ニードルの高さを一段動かすほどではないので、間にワッシャーを
入れてみても面白いかもしれません。

 まあ大口径のキャブで、下から上まで完璧を求めるのは贅沢なのでしょうが、どうせなら完璧を
目指したいですね。ここまでのセッティングデーターをまとめると下記のようになります。

 ・メインジェット #105番
 ・スロットルバルブ #3.5番
 ・ジェットニードル(N68H) クリップ位置(上から4段目)
 ・スロージェット #40番  エアスクリュー 1回転+1/4戻し

  しかし、このセッティングデーターを見て思ったのですが、MAOさんのサイトに書いてあるセッティングと
ほとんど同じです。今までスロットルバルブやニードルを交換したりと色々やってきたのは、
何だったのかと・・・。(;;

 プラグの焼け色が悪いということで、ここまで交換したわけですが、武川のCDIが悪くなっていたことと
元々の点火特性が悪かったという、二重のトラブルだったように思います。きっと武川のCDIは、中間域
の点火時期が早すぎるのだと思います。私が使っているカブ90のクランクには、向かない設定なのかも
しれません。

 元々VM26のセッティングが出ないのでPWK28Mに変更したわけですが、デイトナのCDIとの組み合わせ
ならVM26でもいいのかもしれません。アイドリングはVM26の方が安定しているので、機会があれば元に
戻すかも。まあPWKの方がパワー感がありますけどね。一度パワーチェックで比較してみたいです。

 ではまた次回で!



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