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■マスターシリンダーの分解

  私のモンキーに装着しているNSR50のフロントブレーキですが、最近どうもブレーキのタッチがよくありません。軽くブレーキを掛ける分には問題ないのですが、強く握った時の微調整が効かないのでいざというときに不安があります。

 以前フロントキャリパーの分解整備をしてかなりよくなっていたのですが、また同じような症状が出るようになってしまいました。とりあえず、このままの状態では安心して乗れないので、前回整備していなかったフロントのマスターシリンダーを分解整備することにしました。

 まずは交換用のインナーパーツを手配します。NSR50のマスターシリンダーは前期、後期問わず
共通部品になっているらしく、オーバーホールに必要な物が一式セットになっています。

 
  マスターシリンダーセット  2,035円(税込)

 上の写真のように一式袋に詰まっているのですが、実はこのパーツが後で問題を引き起こすことに
なります。まあそれは後で書くとして、 交換の為に邪魔になるブレーキブレーキなど周辺部品を
分解していきます。 (細かい分解手順については、省略させて頂きます)

 

 (↑写真)ブレーキレバーを取り外したところです。ちょうど写真の真ん中ぐらいの位置にあるのが
マスターシリンダーのピストンです。長年の使用でサビや汚れがかなり酷いですね。

 ピストンを覆っているゴムのブーツを取り外し、中でピストンが飛び出さないように固定している
サークリップを取り外します。

 

 上の写真はまだサークリップが付いた状態ですが、もうサビ、サビです。サークリップがサビ付いて
しまって、なかなか外せなかったので苦労しました。

 

 20分ぐらい格闘して、やっとの思いで外れたのですが、今度はピストンの周りについている
ワッシャーがサビ付いていて外れません。(;;

 普通はそのまま引っ張れば外れるはずなのですが、時間が掛かりそうだったのでマスターシリンダー
本体を車体から取り外して、部屋でじっくり挑むことにしました。(外はまだまだ暑いです・・・。)

 CRCを吹いてしばらく放置してから作業したのですが、時間を置いたらあっさり外れました。

 

 こんな感じの物が出てきました。(↑写真)

 で、この写真を見て違和感を感じた方は相当のマニアです。私はこの部品の形を見て
嫌な予感がしました。何が問題かというと・・・。

 

 交換用に用意したピストンと明らかに形状が違います。

 最初はマイナーチェンジでピストンの形状が変わったのかとも思ったのですが、どうやらピストンの
サイズ自体が違うらしく、どう考えても入りません。(;;

 自分で調べても原因が分からないので、いつもパーツの取り寄せをお願いしている南海部品で
現物を確認してもらったのですが、衝撃の事実を知ることに・・・。

店員「ああ、これはNS−1用のマスターですね」

 私「え〜!」

 元々貰い物のこのブレーキ、フロントキャリパーがNSR50の前期型だったので、当然
マスターシリンダーもNSR50用だと信じていたのですが、どうやら組み合わせが違ったようです。

 なんでもNSR50系は、ほとんどの車種で同じマスターシリンダーを採用しているのに、唯一
NS−1だけ違うらしく、11mmと少し小さいピストンを使っているそうです。お店の方の
話では、NS−1は車重が重いので、ノーズダイブを抑えるためにわざとブレーキの効きを
抑えているのではないかとのことですが、思わぬ誤算です。(涙

 中古部品は、たまにこういうことがあるから恐いですね。それでお店の方に聞いたマスターシリンダーの
見分け方ですが、マスターシリンダーにミラーホルダーの穴が付いていないのがNS−1用だそうです。
あとNS50Fもミラーホルダーが無いそうですが、NS−1と違ってミラーホルダー部分の出っ張り自体
が無いそうです。

 それと、後から気づいたのですが、マスターシリンダー本体に「11」とピストンのサイズが書いて
あります。本来は1/2インチのはずなので、これに気付けばよかったです。

 

 (↑写真)こんな感じで思いっきり書いています。それで交換部品がないことにはどうにもならないので、
NS−1用のピストンを注文して作業は来週に持ち越しになりました。結局インナーパーツを2個用意
することになったので、高いオーバーホールになりましたね。いや〜、今回はいい勉強になりました。

 ではまた次回で。



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