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TOP> 本日の反省> 2007年の活動記録> ケーヒンPWK28Mのセッティング

■ケーヒンPWK28Mのセッティング

 先々月に購入したPWK28Mですが梅雨の影響でなかなかセッティングが進まず、雨の合間を使って
ぼちぼちとセッティングを繰り返していました。色々試してようやく方向性が分かってきたので、
ここでまとめてアップしたいと思います。

 まず前回のセッティングはメインジェット#108番、ニードル上から3段目、スロー#38番だったのですが、この状態で走るとアイドリングが全く安定しません。高回転は良い感じで回るのですが、アクセル開度1/4ぐらいでガスが濃いような症状が出でるのと、7000回転付近で少し回転上昇がふらつきます。

 メインジェットは#110〜105番の間で試してみたのですが、#108番でとくに問題なさそうな感じなので、しばらくこのままでセッティングを進めることにしました。

 とりあえず低速域のセッティングが「濃いか、薄いか」どうもハッキリしなかったのでエアスクリューを
色々調整してみたのですが、どこにエアスクリューを合わせてもアイドリングが安定しません。

 原因がハッキリしないので、アイドリングは後回しにして先に中間域の調整をすることにしました。
まずニードルの高さを上から2段目に変更してみました。この状態で走ると7000回転付近の谷は
ほぼ消えて4000回転から上はキレイに回ります。しかし、かわりに低速域でガスの薄いような症状が
出るようになってしまいました。

 特にエンジンの冷間時の始動性が問題で、エンジンの温度が上がるまでアイドリングしてくれません。
さらにエンジンを掛けると同時に少しアクセルをひねると、そのままストールしてしまいます。しばらく
暖気をすれば安定してくるのですが、こんな状態では気軽に乗れません。それにストールした後の
始動性が悪く、プラグを交換するか、押し掛けをしないとエンジンが掛かりません。

 これはスロージェットの問題なのかと思って、#38→40番へと変更してみたのですが症状はあまり改善
されません。どうもアクセル開度のかなり低い部分なので、ニードルよりもスロットルバルブを変更した
ほうがよさそうな感じがします。

 このキャブの場合、出荷時はスロットルバルブに#3.5番が組まれているので、それよりも濃い番号
となると#3.0番のスロットルバルブが必要になります。行きつけの店で注文しようかと思ったのですが
時間がなかったので、今回はネットで注文しました。

 で、届いたのがコレ(↓)です。

 
 キタコ スロットルバルブ(メッキ)#3.0 定価 9,345(税込)

 た、高い。(涙

 まあ分かっていたことですが、スロットルバルブ一個だけで定価9,345円(税込)です。安いキャブが
買えそうな値段ですね。

 

 底面の比較です。左が#3.5番、右が#3.0番です。底面の角度が違うはずなのですが、パッと見の
違いはあまりありません。気持ち右の#3.0番の方が中心付近の削りが大きいですかね。カタログを
見るとスロットルバルブの影響範囲はアクセル開度1/6〜1/2とかなり幅が広いので、データー取り
の為に今のセッティングのままスロットルバルブだけ組み替えてみました。

 それで組み替えた状態で乗った感想ですが、今度は極端に低速域のガスが濃くなったらしく、
アクセル開度1/6を過ぎた辺りから急に不調になり、プラグがカブってまともに走ることが出来ません。
そこでニードルのクリップを上から1段目へガスを絞る方向で調整してみたのですが、それでもまだ濃いような症状が出ます。

 どうやらスロットルバルブの番号を一つ上げると、全体的にかなり濃くなってしまうようです。
キャブのセッティングマニュアルを見ると、アクセル開度1/6の部分に一番影響を与えると書いて
ありますが、PWK28Mの場合、実際の影響範囲は私が思っていたよりもかなり広く、 今のニードル
ではとても対応できないようです。しかたないので今の番号(N68A)を基準として、濃い物と薄い物
上下2種類のニードルを注文しました。

 それで届いたのがコレ(↓)です。

 
 ニードルジェット(N68G)、(N68H) 定価1,470円(税込)×2本

 ニードルはそれほど値段が高いわけではないのですが、それでも色々番号を揃えていくとかなりの
金額になります。PWK28Mはセッティングパーツが色々販売されていて面白いキャブなのですが、
セッティングパーツが高いのが難点ですね。この時点でセッティングパーツ代だけで14000円ぐらい
使っています。(;;

 とりあえずニードルの交換でどの程度変化があるか様子を見たかったので、スロットルバルブを元の
#3.5番に戻して、ニードルの濃い物と薄い物を組み替えて色々試してみました。なぜわざわざ濃い
ニードルを用意したのかと思われるかもしれませんが、ニードルとクリップの段数の組み合わせで
中間域のガスを絞りながら、低速域を濃くすることも多少は可能なはずです。それに私の個人的な
興味もあったのでダメ元で試してみました。

 それで濃い番号(N68G)の結果ですが、やっぱり濃かったです。(汗

 私が一番濃くしたかったアクセルの開け始めの部分はあまり変化せず、それ以降の範囲で全体的に
濃いような症状が出てしまいました。ニードルクリップの段数を一番薄くしてもダメだったので、今回は
このニードルを使う機会はなさそうです。

 じゃあ薄い番号(N68H)の場合はどうなるのかと、こちらもスロットルバルブ#3.5番と組み合わせて
試してみました。この場合、低速域はもちろん薄い症状が出るのですが、中間域はそうでもなく
クリップの段数を上から2段目に合わせれば普通に走ります。濃い番号(N68G)の結果と同じように
もっと全体的に薄くなるのかと思っていたのですが、そうでもないようです。 もしかしたら最初に
付いていた(N68A)が濃いめだったのかもしれません。

 では本命のスロットルバルブ#3.0番と組み合わせた場合どうなるかですが、狙った通りアクセル開度
1/6にあった谷はほぼ消えました。しかし、低〜中速域ぐらいでまだ少し濃いような症状がでるので、
ニードルの高さを上から1段目へ変更しました。これでアクセル開度1/6〜3/4ぐらいまではキレイに
回るようになりました。

 これでようやく中間域のセッティングがほぼ決まったので、無視をしていたアイドリング部分と
高回転域の調整に移れます。色々セッティングを変更したのでこの時点でのセッティングデーターを
まとめると下記のようになります。

 ・メインジェット #108番
 ・スロットルバルブ #3.0番
 ・ジェットニードル(N68H) クリップ位置(上から1段目)
 ・スロージェット 38番  エアスクリュー 1回転戻し

 この状態での問題点ですが、まずアイドリングが安定しません。一度高回転まで回した後アイドリング
で設定している2000回転まで回転が落ちず、2500回転ぐらいでしばらく張り付いてしまいます。その後
急に不安定な動きを見せながら回転が下がっていくのですが、ヘタをするとそのままエンジンが
止まります。一度ストールすると再始動するのに押し掛けをしないと難しいので、信号待ちが
とても恐くて気が抜けません。(涙

 最初はスロージェットの問題なのかと考えていたのですが、色々調整しても全く改善されません。
もしかするとこれがPWK28でよく言われる、スロットルバルブの張り付きというやつなのかも
しれません。PWK28Mはスロットルバルブの張り付き対策として、メッキ処理されたスロットルバルブに
変更されましたが、それだけでは不十分な可能性があります。

 この対策としてスロットルバルブスプリングをキタコのミディアム(ノーマル比150%アップ)に
変更する予定です。それと最近気温が上がってきた影響からか、メインジェットが#108番では
ガスが濃いように感じるのでもう少し絞ったほうがよさそうです。

 あと大きな問題として音がうるさいということ。これはエアクリーナーボックスを作って
対策するしかないのですが、そうするとセッティングも狂うでしょうし正直面倒ですね。

 とりあえず現状ではこんな感じです。ではまた次回で!



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