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■キャブセッティングの見直し(その後)


 前回からかなり期間が空きましたが、その間ずっとキャブセッティングを続けていました。
色々試してかなりセッティングがまとまってきたのと、少しトラブルもあったので、今回まとめて
書きたいと思います。

 まず前回までのセッティング状況ですが、以下のようになります。  

前回までのセッティング状況

 キャブレター 

武川 VM26

 メインジェット

190番

 ニードル段数

上から4段目

 スロージェット

17.5番 

 エアスクリュー

1回転+3/4戻し

 前回はマフラーの排圧を掛ける方向で調整してみましたが、この状態で乗ってみると
高回転のノビが、いまひとつです。そこで色々枚数を変更してみたのですが、前の方が
よかったとの結論になり、ディスクの枚数を元の4枚に戻しました。

 この状態で最高速を試してみると、4速で9000回転を過ぎた辺りからノビが止まり
9200回転ぐらいで頭打ちになってしまいます。町乗りを考えて1万回転で100キロぐらいの
ややハイギアに設定していますが、それでももう少し伸びていいはずです。
そこで、メインジェットを前回試した195番に変更してみました。

 

 前回は「高回転が吹けきらない」と判断した195番ですが、 そのときにはディスクの枚数を5枚で
試していました。今回は4枚なのでどうかと思ったのですが、この読みが当たりました。
 この状態で試すと、1万回転を少し超えたところまで回りました。ギア比を選べばもう少し最高速が
伸びるように思いますが、今回はこのままにします。とりあえずメインジェットは195番で正解の
ようなので、この状態で一週間ぐらい乗ってみることにしました。

■1週間後

 色々乗ってみたのですが、6000〜7000回転付近にわずかな谷があるのが気になりました。
ちょうど微妙なポイントで、アクセルの開度が半分ぐらいとニードルとメインジェットの両用が
影響している部分です。少しガスが濃いように感じるのですが、ニードルのクリップ段数を
一段上げると変化が大きすぎきます。この場合スロットルバルブを交換するのが一番なのですが、
VM26用のセッティングパーツが手に入りません。そこで思いついたのが、ワッシャーを使う方法です。

 

 このような感じでワッシャーを一枚入れます。これでニードルの段数は上から3.5段になります。
この状態で試すと低速トルクが痩せてしまいました。問題のあった6000〜7000回転の谷は
消えたのですが、その代わりに4000回転付近に谷が出ます。しかたないので、この日は
このまま置いて後日対策を考えることにしました。

■トラブル発生
 数日後バイクに乗ろうとバイクカバーに手を掛けたのですが、ここでガソリン臭いことに
気付きました。慌ててカバーを取って車体を確認すると

 

 クランクケースにガソリンの漏れた後が・・・・。(;;

 ガソリンコックを確認するとONの位置になっています。普段、私は安全の為にガソリンコックを
OFFにするようにしていたのですが、今回忘れていたようです。完全にオーバーフローを
起こしています。しかたないので、キャブを分解してフロートの周りを確認します。

 

 ゴミの詰まりなどはなく、目立った原因は見つけられません。少し気になったのは
フロートバルブにスジ状の軽い傷が付いているぐらいです。

 

 このまま組んでもまたオーバーフローしそうだったので、念の為に油面の高さを0.5mmほど
調整して組み直しました。(油面は大きく調整すると、セッティングが狂うので注意して下さい)

 サイドスタンドを掛けた状態で、ガソリンコックをONにしてしばらく放置してみましたが
とりあえず、オーバーフローは止まっているようです。

 ちなみにVM26は普通に乗るだけで、激しくガソリンの漏れるキャブです。今まであまり気に
していなかったのですが、細かく確認しているとかなりひどいです。

 

 走行後の状態です。特にコーナーを攻めたわけではないのですが、これぐらいのガソリン漏れは
あたりまえに起こります。PC20などと比べるとかなり酷いと思います。
気になったので色々掲示板を調べてみましたが、やはり他の方も同じような感想を持たれて
いるらしく、走行時のガソリン漏れに関しては諦めることにしました。

 では、キャブセッティングの続きに入ります。まずニードルの上から3.5段目は子が悪かったので、
元の4段目に戻しました。あと、アクセルオフの時にアフターファイヤーが少し出ていたのと
始動性が悪かったので、少しエアスクリューを絞りました。

 この状態で乗ってみると、まずまずバランスの取れた感じになりました。フロートの高さを調整
したのが効いたのか、6000〜7000回転付近の谷は我慢できる範囲になりました。高回転も
今まで通り回るので、これでセッティング完了とすることにしました。  

最終セッティング結果

 キャブレター 

武川 VM26

 メインジェット

195番

 ニードル段数

上から4段目

 スロージェット

17.5番 

 エアスクリュー

1回転+2/5戻し

■まとめ

  今回、色々とセッティングを試してみましたが、結論としてこれ以上セッティングを詰める為には
マフラーを交換するしかないように思います。それに季節による変動もあるので、ここから先は
こだわるとキリがありません。

 結局VM26というキャブレターはその低速の扱いやすさ故に、とてもセッティングを詰めるのが
難しいキャブだと思います。メインジェットに何番を入れも全部同じような感じで回ってしまい、
ほとんど変化がありません。適当にセッティングしても、すぐ70点ぐらいの結果になるのは
すばらしいですが、そこから先が追い込めません。このキャブは負圧の影響を強く受ける為
排気量が変わっても、同じセッティングで走ったりする不思議なキャブです。それだけに
マフラーの特性がとも重要になってくるのかもしれません。これからこのキャブを選ばれる方は
よく考えてからご購入下さい。

ではまた次回で!



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