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■トルクレンチについて


 よく「単気筒のヘッドの締め付けには、トルクレンチを使わないといけない」と言いますが、実際のところ、効果はどの程度あるものなのでしょうか?

 日頃から疑問に思っていたのですが、先日、インターネットでトルクレンチが販売されていて、思わず衝動買いしてしまいました。(^^;

 トルクレンチには色々な形状があります。一般的な形状として、プレセット型、ダイアル型、ビーム型この三つに分かれます。

 それぞれに特徴があって、形状により下記ような違いがあります。

プレセット型 最初に締め付けトルクを設定し、設定トルクになるとカッチと音が鳴ります。
構造が複雑な為、故障が多く、精度の低下が大きい。値段もそこそこします。
ダイアル型 トルクをかけるとメーターが上がる測定式の為、トルク設定がありません。
精度低下は少ないく、複数に分けて締め付ける場合に便利ですが、値段が高いです。
ビーム型 トルクをかけるとメーターが上がる測定式ですが、ダイアル型に比べて読みにくいです。精度低下は少なく、値段も比較的安価ですが、測定範囲が広くありません。

 ヘッドの締め付けの場合、複数回に分けて締め付けるので測定式の方が便利です。
本当は、ダイアル型が欲しいのですが、KTCの場合一番安い物で4万円ほどします。(;;

 今回購入した物は、KTCのビーム型の物です。下写真

 

 測定範囲は0〜2kg/mまでで、最小目盛りは0.1kg/mです。パッと見た感じ安そうですが、
これで1万5000円ぐらいします。測定範囲が狭いので、完全にモンキーのエンジン専用です。

 よくホームセンターなどで、プレセット型の物が安く売られていますが、ほとんどの物が2〜10kg/mなどの
設定トルクが大きな物です。ホイールの締め付けなどにはいいかもしれませんが、シリンダーヘッドに使えません。

 ちなみに、安物でも最初の頃は結構正確にトルクが出ているそうです。ただ十分に低いトルクで慣らしをしてやらないと音が鳴らないことがあるので怖いです。 

■使用談

 結果ですが。私の場合、規定トルクよりも低めに締めていたみたいで、トルクレンチで締め直すと
エンジンの圧縮が上がった様です。今までより、低速でエンジンに粘りが出ました。

 驚いたことに、今までのセッティングのままだとエンジンがカブリました。σ(^_^)
その為、スロージェットの番数を一つ下げ、エアスクリューを調整しました。

 何より変わったのは、それまで6000回転付近に大きな谷があったのですが、それがかなり
落ち着きました。これなら、我慢して絞っていたメインジェットも、もう少し上げられそうな感じです。

 「キチンと組めているエンジンなら、少々セッティングを外していても、そこそこ回る」

 という記事を何かで読んだことがありますが、あれは本当のことだと思います。
セッティングをどうこう言う前に、正しく組み上げることがいかに大切か、思い知らされました。

 結果  トルクレンチは効果あり!

 セッティングに苦しんでいる皆さま、「相性がよくない」と私の様にいろいろ交換する前に
まずトルクレンチを買うことをおすすめします


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