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■エンジン復活大作戦(その1)


 前回の続きです。まだ見てない方は、まずそちらを見て下さい。

前回問題となった12Vのエンジンと6Vのエンジンの違いですが、まず下の写真を見て下さい。

 左側が12V、右が6Vのクランクケースです。

 ドライブシャフトのベアリングの部分が違ったり、ケースの穴のあけかたなど微妙に違うのですが、一番に違うのが オイルポンプの部分です。

 全然穴の位置と形状が違います。下写真 

 左が12V、右が6Vのオイルポンプ取り付け口です。

 そのまま12V用のオイルポンプを組み付ければ、排出口が合わずヘッドにオイルが循環しないことが予想されます。6V用の強化オイルポンプを買えば解決するのですが、せっかく12V用の強化ポンプを持っているのにもったいない話しです。

 そこで、近くのホームセンターで安物のリューター(2980円)を買ってきて、加工してみました。

 

 安物だったので削る速度が遅くて時間がかかりましたが、まあまあの出来です。

 ついでにオイルオリフィスの穴もドリルで拡大加工しました。前のエンジンは1.2mmに拡大
していたのですが、夏場オイルクーラー無しでエンジンを回し続けても、90度ぐらいまでしか
油温が上がらず、冬場は完全に冷えすぎていたので今回は1mmにしました。

 これでオイルの取り出し口の加工は終わったのですが、次に問題となるのはオイルポンプを
駆動させるスピンドルの形状です。

 上が6Vで、下が12Vの物です。

 全然形状が違うので12Vの物に交換します。

 前の12Vのエンジンからスピンドルを外して驚いたのですが、 オイルポンプを
回転させているギアが、かなり減っていました。下写真

 かどが削れて完全に丸くなっています。せっかくなので新品に交換する予定なのですが・・・

 これを見ると「モンキーのエンジンで高回転まで回すのはかなり無理があるでは?」
と思ってしまいます。

 これだけギアが減っているのだから当然、カムチェーンも相当痛んでいるのでしょう。

 今回はコレも新品に交換します。本当は純正品ではなくて強化の物を使いたいのですが
私の使っているカブ90のシリンダーとクランクは、モンキーの物より長いのでチェーンが
一コマ多くなっています。そのため今のところ社外品の強化がありません。(;;

 今回は写真が多くて重くなってしまいましたが、6Vのケースは12Vの物より
強度的に有利なので、同じことを考えている方々の参考になればと思いこうしました。

 現在ケースの洗浄のためオイルにつけています。今後クランクケースとクランクの
ベアリング交換をする予定です。モンキーのエンジンは精度が低く、振動も多いので
ただ抵抗の少ない精度の高いベアリングを使うと、すぐに壊れてしまうらしいです。

 振動に強い高回転用の出来るだけ抵抗の少ない物を探したいですね。

 ではまた次回!


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