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■ドライブチェーンの張り調整


作業時間

必要部品代
20分〜
0円〜(工具代は除く)

調整時期

必要工具

 走行距離1,000kmごとに点検
 チェーンの遊びが多ければ調整

 (エンジンの仕様や乗り方に左右されます)

 ・スパナ × 2
 ・ソケットレンチセット  
 ・トルクレンチ

 ・ウェス(ボロ布)

 バイクにとってドライブチェーンはとても重要です。チェーンが張りすぎたり、伸びた状態では
アクセルコントロールによる姿勢制御がとても難しくなります。安全の為にも定期的な点検をお勧めします。

 ノーマルエンジンのモンキーであれば、グリスアップにだけ気を付ければ、チェーンの張りはそれほど神経質にならなくても大丈夫と思います。しかし、排気量が上がったエンジンの場合、乗り方や減速比によっても違ってきますが、強化タイプのチェーンを使っても激しく伸びます。

 私の場合、600キロに一回ぐらいの割合で、チェーンの張りを確認するようにしています。調整の作業自体はそれほど難しくありませんが、チェーンの張り具合を決めるにはコツが必要です。

 最初はなかなか思い通りに調整できないと思いますが、練習だと思って気長にやりましょう。

画 像
解 説

 今回は、私が使用している武川の16cmロングのスイングアームを使って解説します。

 まず水平な場所に車体を移動させます。リアアスクルナットの緩み止めの為に割りピンを入れている場合は、ここで取り外します。

 リアのアスクルナットを取り外します。

 この分はかなりのトルクで締まっているので、体重を掛けて回します。できれば長めのレンチを用意した方が楽に回せます。(写真の工具では少し短いです)

 次に、チェーンアジャスターボルトの根本に付いている固定ナットを緩めます。

 スイングアームによってはかなりスペースが狭いので、頭の小さなスパナを用意した方が取り回しに便利です。

 ナットが緩んだらチェーンアジャスターボルトを回してチェーンの張りを調整します。

 左側に回すとチェーンが張られ、右に回すと緩みます。

 あるていど調整したら、チェーンアジャスターの目盛りを確認します。

 この目盛りを参考に、反対側の調整を行います。

 先ほどと同じ手順で、反対側もチェーンアジャスターの目盛りが同じ位置にくるようにアジャスターボルトを調整します。

 左右のアジャスターの調整が終わったら、チェーンの張り具合の確認を行います。

 前後スプロケットのほぼ真ん中をつまんで上下に動かし、チェーンの遊びを確認します。張り具合はスイングアームによっても違ってきますが、だいたい25mmぐらいに調整します。

(ノーマルモンキーの場合 10〜20mm)

 チェーンの張りが決まったら、左右のアジャスターボルトの固定ナットを締めます。

 固定ナットだけ締めてしまうと、ボルト全体が回ってしまうので、写真のようにスパナを2本使って締めます。

 チェーンの調整が終わったら、リアアスクルナットを締め付けます。締め付けはカンでもできないことはないですが、命に関わる部分なので、できればトルクレンチを用意して下さい。

締め付けトルク 3.5〜5.0kg-m

 あと、大きくチェーンの張りを調整した場合、リアブレーキの遊び量もずれます。走行前に問題がないか確認して、これで完成です。

作業上の注意
 リアアスクルナットを締め付けた後は、念のためにチェーンの張り具合をもう一度確認して下さい。チェーンの張りは、スプロケットの噛み込む位置や、アスクルナットの締め付けによってずれます。タイヤを回しながら、一番アソビが大きくなる位置と少なくなる位置を探し、許容範囲に入っているか確認します。こだわると大変だと思いますが、気長に調整しましょう。



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