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■ヨシムラ TM-MJN24のセッティングについて

投稿者 シャイ爺さん (2012/06/05)

 シャイ爺です。エンジンその他部品は完璧に組まれている状態でMJN24の事のみで投稿させて頂きます。
MJN24のマルチジェットノズル(穴のいっぱいあいているニードル)に種類があります。
MONKY汎用---MA APE100用---AA XR.NSF用---AB MONKYヨシムラヘッド用---AFです。

●まず、マルチジェットノズルに書いてある文字を確認してください。
 それぞれセンター穴は同じですが、サイドの穴の大きさが全然違う為MJPJのセッティング番数も
変わってきます。

●次に、必ずアクセル開度がわかるようにスロットルにマーカーでメモリを書いてください。
 (全閉-・-中間-・-全開の5カ所)(よく高回転で・・・。とか書かれていますが・・・スロットルを数ミリしか
開けていなくてもしばらくすれば高回転になりますので・・・。)要はどれだけのスロットル開度でどのような
変化があるのか?です。

 MJNのキャブセッティングは他のキャブレターの定説の方法とは少し違うので注意してください。ケイヒンの
PEキャブでは何処かのセッティングが違うとハッキリと違いが出ますが基本的にミクニ系(特にMJNは多少
セッティングがズレていても普通に走れます。要はビシビシのセッティングは出ないと思います。
何故か・・・それはマルチジェットノズルの横穴からガソリンが吹き出すのですが横穴が約2ミリ刻みで
ある為その中間がスロットルバルブの開閉のエア量しか変化しない為です。)

MONKY汎用---MA88cc(ノーマル以外のヘッド)だとして説明させて頂きます。
●このマルチジェットノズルは、MONKY80cc〜124ccまでセッティングが出せます!!
PJは20・22.5・25・27.5 MJは80・82.5・85・87.5・90・92.5・95まで必ず用意してください。
●プラグは7番でおこなってください。(イリジウムは完全にセッティングが出てから!)
●キャブレター単体ではセッティングは出せません。ファンネルを装着してください。
  (パワーフィルターはセッテイングが出てもスグに詰まったりして狂います。)
●点火コイル、フライホイール、CDI、プラグコードは必ずノーマルで、当然ガソリンはハイオクです!
●何日もかけてセッティングするのではなく1日でセッティングを終了するつもりで!

●まずは、MJ85/PJ22.5でスタート!!
 エアスクリューは全閉から45分開きで1600回転位でアイドリングするようにアイドルスクリューで調整して
ください。(ちゃんとエンジンやその他が組まれていればセッティングが多少ズレていてもこれで普通に
走れます。この段階でかなり不調であれば点火系の不良、カムスプロケのOとフライホイールのTのズレ、
マニーホルド等の継ぎ目からの2次エアー漏れ、プラグの不良、キャブの各穴詰まりが考えられます。)

●アイドリング〜スロットルメモリ中間より一つ手前までで走行してください。
  しばらくこのスロットル開度で走行して大丈夫であれば、スロットル中開まで開けたりして様子を見ます。
(急開は88ccでMJN24はデカいので急開したければMJN22パイをおすすめします。)ある程度スピードを
乗せてスロットル中開から一気にエンジンブレーキをかけてみます。「ボーーーーーッ」というマフラー音なら
だいたいPJはOK!この時にあきらかに「ボーーーッ、PAN!」となるようなら薄いのでPJを濃くします。
PJが薄いかどうかの判別法は上り坂等で「トルク感が無い」「ガス欠で予備タンに切り替える前のようなギクシャク感」等で判断出来ます。

 もし、判断がわからなければプラグを外して電極の色で判断してください。(新品のプラグでは判断出来ま
せん。イリジウムは白くて薄い状態が正常なので慣れないと解らないので前項でも言いましたがおすすめ
しません。)

●次に、スロットルメモリ中間前後は飛ばして、スロットルメモリ全開でのセッテイングです。
  いきなりの全開ですので、リスキーな為自己責任でお願いします。リスク回避の為MJ95番以上から始めて
ください。スロットルメモリ全開までで多少ボコボコとガソリンが濃い症状が出ても無視し何とか10〜15秒ほど
全開してみてクラッチを切り同時にアクセルを全閉し、キーをOFFにして停止します。すぐにプラグの色を
確認して電極の白い部分の色を確認します。濃い状態ならMJを小さくしてのくり返しです。完全に決まるまで
念入りにしてください。完全に決まったらMJを1番手濃い物に交換してください。

●次に、スロットルメモリ中間前後のセッティングです。MJが決定した後、スロットルメモリ中間前後で変な
ムラが無ければほぼOKです。

※ゆるい上り坂で調整します。(重要です)
◎薄い症状---加速中、スロットルメモリ中間からメモリ一つ上でチリチリチリとエンジンから音がするよう
でしたら即エンジンを止めマルチジェットノズルのクリップ位置をセンターから1段下(濃くなる方向)にして
ください。それでもダメなら更にもう1段下にします。

◎濃い症状---加速中、「ボゴボゴ」とボギングしたら、マルチジェットノズルのクリップ位置をセンターから
1段上(薄くなる方向)にしてください。

注意---マルチジェットノズルのクリップ段数位置は、MJでいうと非常に大きく(例えば1段上げて薄くすると、
MJ9080にした位、つまりMJが4段階)変化しますので必ずクリップ段数位置調整した場合はMJも同時に
変更してください。(特に薄くした場合はMJを4段階以上濃くすること)それから、また徐々にMJを絞ります。

●最後に、もう一度PJとエアスクリューの調整をします。
 PJ20番以下のほうが調子がいいようならその他前項のセッティングが間違っています。TM-MJNは
アクセルを全開状態から全閉にした時に他のキャブとは違い構造上、この部分からしかガソリンが
エンジンに流れませんのでエンブレで焼きますよ。

 かなり長くなりました申し訳ありません。ちゃんと説明するとこれぐらいになるかと・・・。
参考になれば幸いです。では、がんばってください。なかなか身につかない部分ですから、焦らずじっくりと
作業してください。


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