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まずはジェネレーター周りの組立から説明を始めます。この作業は腰上だけしか分解していない場合は関係ありません。そのまま読み飛ばしてください。
カムチェーンがオイルポンプのスプロケットとカムチェーンガイドにしっかり掛かっていることを確認します。それから赤い○が付いた部分にOリングを取り付けます。
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ベースステーターを取り付け、赤い○の付いた2本のボルトで固定します。
規定トルク (1.0kg-m)
※取り付ける前にOリングのへたりを確認します。へたり、損傷がなければそのまま再利用できます。オイルシールやOリングに薄くシリコングリスを塗っておくとスムーズに取り付けできます。
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ステーターコイルを取り付け、赤い大きな○の2本のボルトで固定します。ニュートラルスイッチの配線を取り付け、小さな赤い○の付いたボルトで配線とピックアップコイルを固定します。(この部分はネジ穴をナメ易いので、締めすぎには十分注意してください)
※ピックアップコイルはユニバーサルホルダーを使わない場合、フライホイールを取り付けた後で固定してください。
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フライホイールをクランクのウッドラフキーに合わせて取り付けます。次にワッシャーを先に入れてからセンターナットと取り付けます。
フライホイールをユニバーサルホルダーやプーリーホルダーなどで固定し、規定トルクでセンターナットと締め付けます。
規定トルク (3.8〜4.5kg-m)
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シリンダーの取り付け面をスクレーパーで掃除してから、オイルストーンで磨いてキレイにします。それからこれは絶対というわけではありませんが、シリンダーの取り付け面を脱脂することで、より正確なトルク管理をすることができます。
※中にゴミが入らないようにウエスで穴を塞ぐなど、十分注意しましょう。
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ガスケットを取り付け、右下の大きな赤い○の部分にOリングを入れます。
次に右側の小さな2個の赤い○の部分にノックピン(8×12mm)を取り付けます。
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クランクケースの穴にサークリップが落ち込まないように、予めウエスで塞いでからクランクにピストンを取り付けます。ピストンには上下の向きがあります。このピストンの場合、INと書かれた方を上に向けて組み込みます。(ピストンリングは、先に組み付けておきます)
ピストンピンに十分オイルを塗布してからピストンに差し込みます。それからピストンピンをピンクリップで固定します。
※ピンクリップの合い口とピストンのクリップ装着部の合い口は、必ず反対側になるようにセットしてください。それとピンクリップが飛んで目に入って負傷する場合も十分考えられます。眼鏡等を掛けて、目の保護するようにしましょう。
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ピストンリングの合い口の位置を調整します。ピストンリングは、それぞれの合い口を120°ずつに振り分けます。このとき合い口の位置を写真の赤い線のように、ピストンの上下方向とピストンピンの方向から微妙にずらしておきます。これはピストンの首振りの影響と、圧縮抜けを減らす意味があります。
※具体的なピストンリングの組み付け方法は、サービスマニュアルやボアアップキットの付属マニュアルを参照してください。
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シリンダーとピストンにたっぷりオイルを塗布してから、シリンダーを取り付けます。
ピストンリングを指で押さえながら、徐々にピストンを挿入します。無理矢理押し込むとピストンリングの破損やシリンダー内壁が傷つく恐れがあるので十分注意しましょう。
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赤い○のボルトで外れない程度にシリンダーを軽く固定します。強く締めてしまうと、シリンダーが傾き、シリンダーヘッドの締め付けトルクの管理が難しくなります。ここでは仮止めにしておきます。
カムチェーンガイドローラーを取り付け、サイドからボルトで固定します。
規定トルク (1.0kg-m)
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シリンダーの取り付け面を掃除してから、ヘッドガスケットをセットし、2個の黄色い○の部分にノックピン(8×14mm)を取り付けます。
写真では赤い○の部分にOリングをセットしていますが、これはメーカーによって異なります。メタルタイプのガスケットを使用するキットの場合、Oリングを使わないことがあるので、取り扱いマニュアルをよく確認してください。
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シリンダーヘッドにカムシャフトとロッカーアームを組み付けます。ここではタペットの調整はせず、仮組みの状態にしておきます。
カムシャフトはカムが一番低い位置(カムの山がピストン側を向く方向)に合わせておきます。
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シリンダーヘッドと取り付けます。カムチェーンを写真のようにヘキサレンチのような物でカムシャフトに通して固定しておくと後の作業が楽になります。
※カムチェーンがシリンダー内に落ち込まないように注意してください。
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シリンダーヘッドをボルトで仮止めします。ヘッドが外れない程度に軽く締めてください。ヘッドを締め付ける前に強く締めてしまうと、ヘッドが傾いてしまいます。
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シリンダーヘッドカバーガスケットを取り付けてから、シリンダーヘットカバーを取り付けます。赤い○の部分にある「↓」のマークを下(排気側)に向けて取り付けます。
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スタッドボルトにワッシャーを取り付けてからナットを取り付けます。左下の黄色い○の部分だけ銅ワッシャーになっているので注意してください。(スタッドボルト部分がオイルラインになっているので、間違えるとオイル漏れが発生します)
シリンダーヘッドカバー取り付けナットを写真の順序を参考に、対角線状に2,3回に分けて規定トルクで締め付けます。純正の場合、右下だけ普通のナットが使われていますが、私は全て袋ナットで統一しています。
規定トルク (0.9〜1.2kg-m)
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クランクの上死点を合わせます。クランクケースの赤い○をつけた部分に上死点を合わせるマークが付いているので、この部分とフライホイールのTマークとを合わせます。
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この後カムスプロケットを取り付けるのですが、カムチェーンの張りが強くて取り付けにくいと感じル場合、フライホイールの下にある赤い○のボルトを取り外すと楽になります。このボルトはカムチェーンテンショナーに通じるボルトで、これを外すことで中のオイルが抜け、カムチェーンの張りが緩みます。
※私は取り外さずに作業していますが、外した場合は、元に戻すときに規定量のオイル(1cc以上)を入れるのを忘れないでください。
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カムにカムスプロケットを取り付けます。12Vタイプのカムの場合、ノックピンを先に付けるのを忘れてないでください。
フライホイールのTマークを合わせた状態で、赤い○を付けた部分のカムスプロケットの合わせマークが、ヘッドの合わせマークと合うようにカムチェーンの位置を調整してからボルトで固定します。位置がずれている場合は、千枚通し等の細い棒をつかって、一コマずつ浮かせながらずらしていきます。
規定トルク (0.7〜1.1kg-m)
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シリンダーを固定するボルトを本締めします。写真がなかったので、カムスプロケットを取り付けた後になっていますが、トルク管理を追求する場合は、ヘッドカバーを取り付けた後に締め付けた方がいいと思います。
規定トルク (1.2kg-m)
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カムが上死点の位置にきていることを確認してから、タペットの調整を行います。よく勘違いされる方が多いのですが、カムシャフトはクランク2回転に対して1回転します。フライホイールの合わせマークが合っているからといって、カムが上死点とは限らないので注意してください。
作業手順についてはメンテナンスの方で書いているので下記を参照してください。
・タペットの調整
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新しいガスケットをセットしてから、左右のシリンダーヘッドサイドカバーと取り付けます。カムの中心を通る長い取り付けボルトは、ねじ山をナメやすいので十分注意してください。
規定トルク (1.0kg-m)
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最後にタペットキャップと、プラグを取り付けて完成です。プラグの取り付けについては、メンテナンスの方で書いているので下記を参照してください。
・プラグの交換
タペットキャップの規定トルク (1.4kg-m)
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作業上の注意
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ボアアップキットは各社様々なメーカーから販売されていますが、メーカーによって規定トルクや付属品が異なります。ここでは書いていないようなことも書かれている場合がありますので、基本的にメーカーの取り扱いマニュアルを中心に作業してください。
エンジンを組み上げた後は部品をなじませる為、30分程度の暖機運転をした後、必ずシリンダーヘッド取り付けナットの増し締めを行ってください。新品のガスケットは潰れやすいので、これを行わないとオイル漏れの原因となることがあります。
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