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■扱いやすいモンキー改 およびインプレション(1/3)

※先日当HPの写真館に掲載させて頂いているYMOさんより、モンキーの
製作記の追加を頂いたので掲載します。

(一部文章を修正させて頂きました)

 

 人間、今使っているモノよりもっと性能的に良い、またはスタイルが良いモノがあれば、
そちらになびくでしょう。バイクにも同じことが言えるようです。ただし、バイクについては元手が
高いのでそうホイホイと買い替えるというわけにはいきませんね。

 しかし、題名にもあるモンキー改造車というモノは、バイクの形を成すのにある程度ユニット式に
パーツを交換すれば、買い替えるより遥かにリーズナブルにちょっと違ったバイクになって
しまうという魔法のような品物でもあるのです。買い替える手間と時間は、パーツを交換する
費用と時間と置き換えることにより、自ら構造の勉強にもなりますし、力学、工学の分野まで際限なく
スキルをアップさせることが出来るのです。

 専門書を買い求め、中味を熟読し、予算立てをして工具やパーツを集め、組立てる・・・。
それには部材の調査、加工や改変、調整やはたまた現物合わせまでありとあらゆる事象が
発生します。が、戸惑いながらもそれらの困難に立ち向かって克服していく。

 それが自分のバイク知識に関する血や肉となり、また改造車を作成するにおいてそれらが
要となり応用も利かすことも出来ることになるのです。ここでは自分が前から装着したかった
モノも交えて、自らが作り上げたモンキー改造車をパーツインプレッションと併せて見て
いただきたいと思います。

 やはり形的にはオンロードでカウルはなく、あってもバイザー程度のもの。カテゴリーで言うところのネイキッドです。電装品はハーネス、ジェネレーター、レギュレートレクチファイヤー、コンデンサー、ウインカー、バルブ球、バッテリーは主流となった12Vとして安定供給を狙い、アライメントを見直して、操舵性、安定性を向上させました。

 アルミ部品・製品を、力の余り加わらないまたは必要としない部分にはプラスチック部品を多数使用
して軽量化を図り、またメンテナンスを考慮して整備しやすいパーツ配置を心掛けるなどを重点として
製作しました。

 やはり外観はスタイリッシュにエイプのタンクとサイドカバーを装着します。二人乗りの形に拘って
100のシートを使用していますが、ほとんど飾りの状態です。50のシートをとも思いましたが、50のは
車体に固定するところがプラスチック。100は鉄板です。強度はある程度必要と思い、1
00を採用しました。シートの後に100用でKITACOのテールカウルを装着しました。全長が
どんどん長くなる感じです。前は武川のTLタイプのシートを装着しておりましたが、流石純正
座り心地が違います。

 フロントフォークが長い分、タンクやシート、テールカウルが随分上の方に位置してしまいます。足つき性は申し分ありません。タンクがゴリラに比べて5cmほど長い分、着座位置が後になってゴリラタンク装着時には凄く後に感じたステップも今ではちょうど良い感じです。

 スイングアームはGクラフトの20cmロングですが、まだ短く感じます。しかし、これが許容範囲内なのです。


 前から装着してみたかったパーツのひとつであった倒立フォーク。正直、正立φ30のNSRフォークの方が重量的には全然軽いです。この倒立フォーク、中国産CFRモタードのコピーらしいのですが、ブリッジクランプ部φ45、インナーはφ33もあって125ccフルサイズ車顔負けです。

 ステム部分はアルミで引き出されており、私はニードルベアリングを使用して装着しました。頑丈さは折り紙付ですね。


 フロントフォークは10mm突き出してキャスターを立て、トレール量を短めに設定しました。長さは、黒いキャップを除く金色の一番上からアクスルシャフト中心までで605mmです。

 もう少し後輪を後に持って行きたいですね。リアタイヤはメリハリを持たせるためと、後に荷重が
たくさんかかっても安定性を失わないようにとのことから120/90-10。低めのハンドルで浮きに
くくなっていることと、舵取りしやすさを狙ってフロントタイヤは90/90-10です。

 クピッチ199mmの倒立フォークを装着すると、オリジナルのライト径では貧相に見えます。
視認性から見れば相手側からよく分るはずとφ180のマルチリフレクターでケースが
プラスチックメッキのVICTOR製をチョイス。径が180mmながらバルブ球はH4規格ではなく、
PH7を使用するものです。これがなかなか入手困難品のようで、私も最終的にオークション
に頼り、4ヶ月ほど待って入手しました。

 レンズは向かって右下の調整ビスで左右に動き光軸を調整出来ます。ライトステーはYAMAHAの
XJR400を加工しました。顔つきはホーネットかYAMAHAのミドルクラス車のイメージですね。

 ハンドルはCB50SA、それにアルミのブレーズを付けて装着。左手集中式のプッシュキャンセルスイッチにニッシンの1/2別体ブレーキマスターシリンダーを装備。

 スロットルはKIJIMAの汎用品の黒色を落として磨き、スロットルワイヤーはゴリラの純正品を組み合わせて使用しています。


 最初はGBかとも思っていたこのメーターですが、後にオークションを見ていたらたまたま同じものが出品されていて、NV400と名称が判明しました。スピードメーターの目盛りが160kmまでありますが、お気に入りの文字体ですし、タコメーターのギア比が1:6.5なのでもう手放せません。

 中央に位置するインジケーターは、年式は分りませんがCB125Tのものです。それをKAWASAKI Z250LTDのメーターステーでホールドします。


 そのメーターステーを支えるプレートは、ラストステーの上側と共締めにしてあります。ステーの端面、ヤスリがけして放っておいたら錆びてしまいました。(^_^;)ゞ


 XJRのライトステーはこのモンキーに使用する場合メーター取付の部分が邪魔なので切り落としてしまいます。しかしそのままだと上側はどこへも固定されず、横方向にブラブラしますのでトップブリッジから90度曲げたアルミの帯板に穴を開け、ライトステーにはKITACOの穴あきアルミ帯板を横に渡してボルト止めし、それに90度曲げたアルミ帯板と結合するのです。この加工と組立で強度はバッチリです。


 制動はディスクで強力かつ安全に停止できるよう、パットの手入れは欠かせません。元2号機のディスクローターからローターの内側部分を取り替えて横方向のガタを減らしました。

 また銀色に見えるキャリパーサポートですが、当初アルミ帯板5mm厚1枚を切り出して装着していましたが、やはり強度の点から同じ厚みでもう1枚同じものを製作し、2枚重ねて止めてあります。


 キャリパー部を斜め上から見た図です。 一体ものにも見えますが、5mmの板を2枚重ね、10mmの厚みにしています


 制動させるブレーキマスターシリンダーは、ニッシン製の1/2。レバーはミドルクラスで採用されているNSR250のものと推測されます。

 エア抜きはしつこいぐらいやってあるので、レバーのボールエンドが1cmくらい動くともうそれ以上握れません。


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